網膜色素変性と分かった直後、
車の運転免許の返納をしなければならなかったとき、
それから眼科の専門医に行ってエレベーターのドアが見えなくて廊下を往復したとき・・・
約3年、この病気のことで泣いたことはあんまりないからよく覚えてます。
あっさり考えているせいか、あまり悩まない性格だからか、見ようとしているところは困らないくらい見えるからか、泣くほど悲しく思うことはあんまりなかったのです。
でも、今日は号泣しちゃいました。
（今思うと、更年期かしらね？）
私の家の通りだけ電気の大きな工事のため朝の9時から夕方5時まで停電になると知らされていました。
予定より早く終ることもあると書いてあったので、気楽に構えていたんです。
家の暖房はすべて電気。お湯の給水タンクも電気。
さすがに家の中だから寒さはしのげました。
ジャケット着こんだけれど。
北緯48度のもうすぐ冬至です。 今日の日没は16：18
最近は日が暮れるのが早いから、犬の散歩も外出もほとんど4時には家に戻っていました。
でも、家の中がこんなに早く暗くなると思っていなかった！
いつも昼間でも暗い廊下は電気つけちゃうくらいだから。
電気ないってこんなに暗いんだ！
ショックだったのは、自分の家なのに暗いだけでこんなに見えなくなるという恐怖！
Ｗｉｆｉも使えないし、電気ないんだからとソファでスマホのゲームしていたんです。
ふと気がついたら真っ暗！
5時近いけれどまだ停電中。
気楽に構えていたのでテーブルの上とかにも障害物多すぎ～
あまりの無力さになさけなくなってきて、涙が出てきて・・・
やることないし見えないからソファに座ったままで、気がついたら号泣
同じような障害のある方で震災にあわれた方のことまで考えました。
電気のない暗闇で足元も危ないところで、さぞお辛かったでしょう・・・
それと同時に自分にも今後いろいろなことが普通の人より大変になるんだと、そんなこと思ったら、さらに泣けて・・・
実はiPhoneの懐中電灯の使い方知らなかった私
電気がついてから（遅いって！）調べて覚えました。
次は大丈夫！