◎ マカイビーディーヴァ
○ ヒシミラクル
△ アドマイヤグルーヴ
△ トウショウナイト
△ サンライズペガサス
外国馬に開放されて初めての天皇賞。GⅠ5勝マカイビーディーヴァの予定通りの参戦が、このパッとしないメンバー構成に辛うじてスパイスをきかせている。3000Mを超えるGⅠレースの価値が軒並み失墜しているなか、世界的に見ても春の天皇賞の権威や賞金はステイヤーにとって魅力的に映るだろう。今後もこの馬のように長距離を主戦場とする馬の参戦が期待できそうである。
迎え撃つ日本勢だが…いかんせん顔ぶれが寂しい。多士済々なのだが、あくまで“次元の低いところで”という前置きがつく。ゼンノロブロイとタップダンスシチーが抜けたメンバーでは、やはりレベル落ちは否めない。好調時にないGⅠ馬ヒシミラクルやザッツザプレンティーも圧倒的な存在ではなく、それほど強くないと思われるアイポッパーやトウショウナイトといった新興勢力と“好勝負”しそうなもどかしき有様である。
3200Mの豪GⅠメルボルンCを牝馬として史上初の連覇を成し遂げた女傑の参戦に敬意を表し、もう少しハイレベルなメンバーで迎えたかったところだが仕方ない。これが日本の中長距離路線の現状である。今はただ、あの3歳馬が無事に成長するのを待つしかない。
この「GⅡレベル+過去の実績馬」というメンバー相手なら、長距離のGⅠ実績、日本での2走目、斤量3K減とプラス材料目白押しなマカイビーディーヴァに俄然チャンス到来だ!牡牝混合の中長距離GⅠを制するのは、日本でたとえるならエアグルーヴの域にあることになる(少々強引だが…)。むしろ頑張ってもらわないと困る。このメンバー相手に見せ場なく惨敗するようだと興ざめもいいところなので…。
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