こんばんは、J.chieです
今日は台風
一日雨でしたね。
これから寒くなっていくのでしょうね。
今日の話題は思い出の着物です。
お付き合い下さる方、ありがとうございます![]()
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最近、着物を着る機会もなかったのですが、ちょっと着物を見たくなって、見ておりました。
私が持っている着物の中でも、着たくてもなかなか着れないものがあります。
今は付け下げになっている、元振袖の着物です。
この着物が私の思い出の着物です。
私が成人式に着た着物は、山吹色の振袖でした![]()

何とこの振袖は、飛び柄(刺繍)の付け下げなんです。
今頃の振袖にはないタイプ。少なくても、成人式の振袖コーナーにはないでしょう。
刺繍されている柄は、「輪っかになった花柄の洒落紋」を大きくしたようなもの
(カラフル
で、蝶
もいます)
それが上前の正面に
、
、
と3つ配置されていて、
それと後ろの裾に、小さいものが1つ
、
それから左袖の下のほうに中くらいのものが1つ
という、シンプルというか、地味というか・・・。
肩には模様はありません。上半身だけ見たら色無地のような。そんな振袖です
今思えばとてもハタチの晴れ着とは思えない、そんな振袖を選んだのは私です
その頃、私はちょっと個性的なものがいいなと思っていたので、直感でその着物を選びました

その時、母も、店員さんも「これ・・・?」「地味じゃない?」と、不思議そうにしていましたが
私は(振袖には変わりない、だからここにあるんでしょう?)くらいの気持ちでした。
「本人が選んだものを・・・
」ということでその着物に決めたのですが、私の意見を尊重し、
「これがいいんじゃない?」とか「あれがいいんじゃない?」
などとは言わずに見ていてくれていた母が最期に・・・
「ねえ、お母さんこういうの着て欲しかったな、今だけでもちょっと着てみてよ
」
と、ワインレッド地に、大きな白い花柄(牡丹みたいな花だったかな)の着物を選んで持ってきたのです。
とりあえず着てみたら・・・。
はっきり言って、この着物のほうが、似合ってた。華やかでいかにもハタチな着物
私も「こっちのほうがいいかも
」と正直そう思ったのですが
その時私は「い・・・今更、こっちのほうがいいなんて言えない・・・
」
と思いながらその着物を眺めていました。
母も店員さんも「あら、とても良く似合うわね
」と。
でも結局、最初に決めた山吹色の振袖を購入したのでした。
残念そうな母の顔・・・。
そしてこの着物を着て写真撮影をした日も、成人式当日も、何人もの人に地味だと言われ
ちょっとイケてない晴れ着姿の私・・・・

この頃は、「飛び柄」とか「付け下げ」とか「絵羽模様」とか、何も知りませんでしたし
今になって着物を着るようになるとは思ってもいない頃でした。
そして、着付けを習い始めた頃、この振袖のことを思い出し、引っ張り出してみたのです
母は「この着物が似合う似合わないじゃなく、この着物が振袖であることが似合わない」
と言って笑っていましたが・・・。
あの頃も「地味だ地味だ」と言われたこの着物、今になってよく見てみると
実は地味ではなく、この山吹色、輝きがあって以外と華やか
無地場が多いからでしょうか、生地もとても良いもの(のように感じます)
そして洒落紋のような刺繍の模様も、1つ1つが可愛いのです。
(何気にちゃんと、若さもあるのね・・・そりゃ、一応振袖だものね
)
確かに、振袖としては地味ですが、私は思うに・・・
成人式向きのものではなかったのかな?と。
振袖は、未婚女性の第一礼装です

世の中には、未婚女性の第一礼装として振袖を着てパーティーや、祝賀会、式典などのフォーマルな場に参加されるような、そんなお家柄の
お嬢様
もいるでしょう・・・。
これは、そんなお嬢様が「脇役だけどきちんとフォーマルなお嬢様社交着」として選ぶ振袖ではないだろうか?
(勝手な私の想像ですがそんなことってあるのか?ないのか?だって、付け下げですよ・・・。)
か、未婚のアラサー女性が結婚式に着ていくのちょうど良いものとして作られたとか・・・
(これも私の勝手な、しかも強引な想像です)
そう思うと、その品の良さに頷けたりもするのです
それが、「振袖」ひとくくりで流れて「成人・振袖展示販売」の中に入っていたのかもね。
と、勝手に想像してしまいました。
何にせよ、今は袖を切り「付け下げ」として、今か今かと出番を待っているのです。
以外と華やかなので、着る機会があまりないのですが
来年のお正月には着れたらいいなと思いながら、袖も通さずにしまいました。
今は、この着物を選んだあの頃の私に拍手を送りたい
「いい着物、選んだね
」と。
ハタチの思い出とともに、この着物は宝物です
「お母さん、ありがとう
」
では今日はこの辺で


