*回顧と展望* | Jungle Swing

Jungle Swing

*Sweet,Soul,Music & Life*

 

名古屋でミュージック・バーをやっていたのは記事の中でも触れてきましたが、時期は2002年ー2010年で当時は「ソウルバー」が主流で、オールジャンルで聴ける、かけてくれる「ミュージック・バー」は全国広しといってもありませんでした。

 

最近になって少しづつ増えてはきましたが、自分で言ってしまうのもあれでしょうけど、時代をかなり先取りしてたんです(笑) 。「早すぎましたね」とはよく周りからも言われます。

 

オープンするにあたって、DJを誰にやってもらおうか勘案していた中で、真っ先に声をかけたのが、このブログにもよく登場するMURAKAMIGO(ムラカミーゴ)。

 

当時は80Sや90Sのブラック・コンテンポラリーな営業もしたかったので、まず彼が絶対的に理想でしたね。S.O.S.BandやLuther Vandross、The JetsやJam &Lewis、Babyfaceあたりで飲むお酒は格別、心も自然と躍るでしょ・ということで。

 

 

現在は京都在住で、「京都盆地をより熱く」をテーマに営業している老舗ナイトクラブで、出演した過去アーティストは国内著名DJはもちろんのこと、Speech(Arrested Development)、Skrillex、T.I. 、GILDAS&MASAYA(KITSUNE)、FATBOY SLIM、TIM DELUX、RICHIE HAWTIN、DUBFIRE、Mark Knight、Ali Shafeed Muhammad(A Tribe Called Quest)、HERNAN CATTANEOなど、世界トップアーティストがステージに立った「WORLD KYOTO」をホームにプレイ。

 

 

 

 

そしてつい先日の2023年2月28日、同ビル1Fに姉妹店となるミュージック・バー『POP』がオープンしたんですが、彼はそこのサウンド・ディレクターとして毎日ブースにオーラスで立っています。「三度の飯よりDJが好き」とはよく言ったもので、Twitchの生配信では平気で6時間以上のノンストップ・ミックスでその辺は慣れたものでしょう。

 

 

 

ガラージやガラージュと呼ばれる音楽ジャンルを確立したことでも知られるN.Y.はパラダイス・ガレージのレジデントDJ、そしてレジェンドLarry Levan(ラリー・レヴァン)でもそこまでのロングなセットは・・やらなかったんじゃ。

 

ほぼ同年代ですからもうリスペクトに値しますね。わたしなんかは2時間でも膝に震えがきます(笑)

 

でもいくつになっても新しいことに挑戦できるっていいですよね。仕事だけでなく、プライベートの充実やワークライフ・バランスの実現にも繋がっていくだろうし。

 

彼はキャリアもありますし、がっつり仕事というよりは、自然体で長く愛されるお店を作っていくでしょう。陰ながら見守っていきたいと思います。

 

 

きっとリクエストにも応えてくれると思いますし、お近くの方はぜひ訪れてみてください。その際は「Q」の名前出してくれて全然OKですよ。一杯くらいはご馳走してくれるかも。

 

お店の雰囲気は、本人のインスタやツイッターで毎日のように発信されていますので参考に。

 

春の京都はいいですよね。お昼は寺社仏閣巡り、夜間拝観や夜桜ライトアップ、そしてグルメを堪能して締めにPOPへGOしてみたいものです。

 

ウィークデイは20:00~翌2:00、ウィークエンドは20:00~翌5:00までやってます。今夜もちょうどオープンしたくらいですね。出来る大人は月曜から飲みに出てこそ洗練された大人である。

 

現在は都会のネオンとはまったく無縁、もっぱら自宅が居酒屋・BAR化している、街灯が少ない街からの投稿でした。

 

 

【POP】

〒600-8001 京都府京都市下京区真町97 イマージアム1F 

電話:075-252-0182

京都河原町駅1A出口から徒歩約0分

祇園四条駅8出口から徒歩約3分

 

 

https://twitter.com/djmurakamigo

 

 

さてさて、本日のクローズド・ナンバーは、2017年のデビュー以来、コンスタントに上質なディープ・ハウスやダウン・テンポを発表し、つい先日にも新作となる『Spaces Of Silence』をリリースしたばかり、フランス新進気鋭のクリエイター、Tour-Maubourg(トゥール・モブール)の「Ode To Love」です。

 

名前はおそらく、Baccarat(バカラ)「ラ・トゥール・モブール」が由来でしょうね。

 

彼が刻むサウンドはハイエンドなクラブ、ダンスミュージックとして200%機能しますが、家でも聴けるホーム・リスニング的な側面も併せ持っていてとてもお薦めです。

 

中でも「Ode To Love」は心地よい桃源郷へと誘ってくれる、浮遊感に溢れたドリーミーなジャズ・ハウス。

 

癖になりそうなフレーズを奏でる、ギターやシンセ、ストリングスが一体となったパーカッシヴ・トラックに、Marvin GayeとTammi Terrellの共演作であり、ZulemaやLuther Vandross & Cheryl Lynnをはじめ、数多くのカバーでもお馴染み「If This World Were Mine」のサビを効果的にリフとして取り入れた珠玉のチルアウト・チューンでもう最高です。

 

タイトル通りシカゴ・ハウス、そしてディープ・ハウスの先駆者にして最重要人物、Larry Heardによる伝説的プロジェクト、Mr. Fingersへのオマージュともいえる、よりディープ・メディテーショナルな「Flabaire's Nod To Mr. Fingers Remix」をセットで、1日をクールダウンするにも、またナイトライフのお供に聴いてみてください。

 

 

 

 

 

今日も1日をお疲れさまでした。

明日もピースフルにお会いしましょう。

 

おやすみなさい★☆★

 

 

The Feeling of Love Into Music♫