お疲れさまです。
2月も半ば以上が過ぎて、春の訪れもあと少しですね。
そして「春」といえば、ごくごく最近のことですが、我が妹の次女が志望の大学に合格しまして、明るい話題を振りまいてくれました。
これがなかなかの名門で、才人だった祖父のDNAが、回り回ってフィードバックされたかのよう。
まるで、期待されながらドロップアウトした誰かへの当てつけのように(笑)
さて、気を取り直してSpotify「週末シリーズ」も18作目。
気が向いたら覗いてやって下さい。
今回はNu-BoogieやNu-Disco、そして現行のModern Soulを中心にコンパイルしてみました。
比較的新しめのセットになっていますが、70'sや80'sへのオマージュが感じられる作品ばかりです。
その中からいくつかをピック。
①「Onra - Secretly」2018年
フランスのDJ / ビートメーカー、 アルノー・ベルナルドのソロ・プロジェクト、Onra (オンラー) によるCity-Soulな雰囲気をまとったエレクトロ・ファンク。
さりげないトークボックス使いもいい感じです。
ちなみに、収録アルバム『Nobody Has To Know』のジャケット・デザイン〜Top画像は永井博氏の手によるもの。
捨て曲なしなので、この辺のグルーヴがお好きな方は是非チェックしてみて下さいませ。
②「Nicholas Cole feat. LeFrance - All The Way」2022年
Contemporary~Smooth Jazz界隈で活躍を続けている、キーボード奏者Nicholas Coleによる最新シングル。 LeFranceというボーカリストをフィーチャーしています。
LeFranceのことは何も知らないですが、この曲を初めて聴いた時に感じたことは、声や歌い回しがJoeにそっくりだなぁと。
そこで、よく耳を澄まして聴き直してみると・・それこそJoeの「Good Girls」をさりげな〜く引用していることに気付きました。寄せて歌っているんでしょうか(笑)
それにしても、どちらも洒落た曲であります。
③「Ekkah - Figure It Out (Night Edit)」2016年
UKはロンドンを拠点とするガールズ・エレクトロポップ・ユニット、Ekkah (エッカ) による美メロなDisco-Boogie。
ナイトライフや週末夜のハイウェイにピッタリの一曲ですね。
④「Junktion - Visions Of You 」2016年
オランダのDeep Houseレーベル〈OUTPLAY〉の看板デュオFoukの片割れ、Hans Peemanによるソロ・プロジェクトからひとつ。
ジャズ・トランペッター偉人Donald Byrdの門下生として知られるThe Blackbyrds。その彼らのメロウ・クラシック「Dreaming About You (77年) 」をグルーヴィーに今風にリプロダクト。
原曲はDonald Byrd 本人が、プロデューサーとしてだけでなくトランペットでも参加しています。
名曲中の名曲ですね。
⑤「Mistura feat. Tiffany T’zelle - If You Ever Need Somebody」2022年
モータウンのお抱えソングライター兼プロデューサーだったJohnny Bristolによる78年のモダンソウルが本家本元なんですが、、本作品のベース(原曲)となっているのは、ヴァイオリン奏者としても活躍したマルチプレイヤーCharles Vealが、ソウル・ディーヴァCheryl Lynnとコラボした80年のディスコ・ヴァージョンの方ですね。それをJoey NegroことDave Leeがオマージュ。
これが原曲越えの素晴らしいリメイクで、よく聴くと気付くと思いますが、「Cheryl Lynn - Got To Be Real 」のヴァイブスをさり気なく落とし込んでいます。この辺がさすがなんですよね・・このお方。
Joey Negro関連の作品は何度も取り上げて来たので、気になる人はブログ内を検索してみて下さい。
最近のDisco-Houseモノでは、先日取り上げたBob Baldwinの「Let's Rewind - Nigel Lowis Philly Soul Remix」と並んで、何一つ欠点のない完璧な仕上がりです。
では長々とご無礼しました。
今宵はこの辺でも聴きながら居酒屋ごっこでも。
皆さまもご機嫌な週末になりますように☆