フュージョン・ディスコの名曲「Life Is Like A Samba」を収録した、彼の1st.アルバム『Heavier Than Yesterday』からのセレクト。
デイヴィッド・ベノワといえば、ジャズ・フュージョンやコンテンポラリー・ジャズの世界で知らない人はいないほど人気の鍵盤奏者で、グラミー賞へのノミネートが何度もある、実力、キャリアともにトップレベルの巨匠ですね。
本作『Heavier Than Yesterday』は、プロデュースにLAを代表する名門レーベルAVIを支えたレジェンド、Rinder & Lewis (El Coco) を起用していて、全編にわたりハズレなしの素晴らしい内容になっています。
シングルにもなっている「Life Is Like A Samba」は、90年代のクラブジャズ・ブームもあって再評価されてきたブラジリアン・フュージョンなディスコ・トラック。
98年にUKブロークン・ビーツの創始者と言われる、IG CultureとKaidi Tathamからなるユニット"Likwid Biskit"がリメイクしていてこちらもかなりイケてます。
最近このアルバムを聴き直していたんですが、プレAORな雰囲気を持った「 I Wish Right Now Would Never End」が個人的にハイライト。女性ヴォーカルも良い味出している珠玉のライト・メロウになっています。
こんな雨の日にもしっくりとくる曲ですね。
外はとんでもなく豪雨ですけど…。☔️⚡️