2019年/4/15投稿分から
現代アートの伝説であり、NYストリート・カルチャーの歴史として語り継がれるジャン=ミッシェル・バスキアのドキュメンタリーが公開されているという、少し前の記事を目にしたので、この週末を利用して、'96年に公開された伝記映画『バスキア』を見返してみることに。
今となっては全員が名を馳せるいぶし銀な名優たち、ジェフリー・ライトやベニチオ・デル・トロ、バスキアとは実際にバンドを組んでいたヴィンセント・ギャロ(映画グッドフェローズ)、そしてアンディ・ウォーホル役にデヴィッド・ボウイなどが出演していて、懐かしいと思うと共に、あらためてそのフィルム・ノワールに感動しましたし、今だから理解できることもたくさんあって、内面に深く語りかけてくる素晴らしい作品として見直すことが出来ました。
『バスキア、10代最後のとき』も是非チェックしてみたいと思います。
本日は多少ヒップホップに詳しい人であれば知っている、こちらもいぶし銀な”Black Sheep”がバックアップした、90s R&Bクラシック「The Choice Is Yours」で知られるガールズグループ"EMAGE"による、ほとんど知られていない1曲を選んでみました。
当時、深夜ラジオから流れてきて知ったナンバーです。
もちろんオリジナルはMinnie Riperton。
多くのアーティストがカバーしていますが、原曲があまりにもパーフェクトすぎるため、どれも今ひとつ。
そんな中で、Sy Smithと並んで好きなリメイクなんですが、今聴いても新鮮ですし、初めて聴いたときの情景が浮かんでくるよう。
記憶とともに音が心に残っていくのが、こういったロマンティックなメロウ・ナンバーの良さなんだと思います。
月曜日、少しメロウな楽曲でのスタートになりましたが、徐々にアップシフトしていきますので、今週もお付き合いどうぞよろしくお願いいたします☆
★Emage / Inside My Love (1994)
当時は意外とこの辺も好きでかけていました(懐かしい)
★The Choice Is Yours (1993)