チカーノ名曲「Nena」や「Suavecito」で知られる、ラテン・ロック・バンド”Malo”のリーダーであり、「泣き」のギターで有名なカルロス・サンタナの実弟、
ホルヘ・サンタナによる名曲をピックアップします。
この曲は、お世話になっていた某レコ屋さんが、(一部)購入者に向けて、ノベルティとして配布していたカセットテープ(笑)に入っていたことで知りましたが、
ずいぶんの期間・・・店内のレコード棚に5~6枚は残っていたので、早めの在庫処分を目論んでの収録だったのでしょう(笑)。
その数年後にはフリーソウル・ブームで、一躍人気盤となりましたが、裏を返せば、そういった先見の眼を持ったバイヤーさんもいたわけですよね。
アルバム『Jorge Santana』は、聴きどころ満載のラテン+ロック+ソウルのハイブリッド・サウンドで、フリーソウル・クラシックとして有名な「Sandy」」「 Love The Way」、ハウス系のDJもプレイするディスコライクな「Darling I Love You」など、どれも素晴らしいですが、やはりなんといっても、こみ上げるメロディーラインに元Maloのメンバーで「Suavecito」の作者、Richard Beanのヴォーカルが冴え渡るウェストコースト・サウンド『Tonight You're Mine』につきます。
おまけに、 "Cheers!" したくなるセクシー・ジャケット・・。
最高なオールタイムクラシックをどうぞ
【Jorge Santana - Tonight You're Mine (1978)】