ここ最近は、ずっとハートのワークに取り組んでいた。
幸い外は寒いし、シーンとした時間が環境に増えていて
この季節は、内側のワークにはもってこいの季節だ。。。
何冊か読まなければならない本が積み重なって
傍らに置かれている。
瞑想しては家事をし、
忘れずに食事をし（笑）
他の時間はずっと読書に当てている。。。
思いついたようにワークをしては、
瞑想状態を体験し、
エネルギーを動かしては、とめて
充足感の中にとどまっていた。。
ハートの扉が少し開いては、
マインドがそれを閉じるのを
ただそばで観ていた。
それでもハートの奥にある
「恩寵の扉」にわずかながらも触れている手ごたえに
満足しながら、ただ自分でいることに
くつろいでいた。。。
ふと我に返り、本の続きを読み始める。。。
著者の師匠が講話を終え、休憩しているときに
著者が冗談半分に師匠に尋ねている場面だ。
「今回もまた、天照大神に導かれたのですか？」
「いや、今回は富士山に住む女神に導かれた。」
と、師匠は大真面目なおももちで答え、ハワイ在住のそのマスターは
その女神がなんという名前かを著者に尋ねた。
「木花咲耶姫という女神で、桜の花のように美しく
富士山に鎮座して我々を護ってくれているのだ」と伝えると、
マスターは非常に喜び、
「コノハナサクヤヒメ、コノハナサクヤヒメ・・・・・」と、
何度も呟いた。
子供が新しい単語と初めて出逢い、それを口にして
音を楽しむかのような姿が、描写されている。
ふと気づくと、私はこの場面を読みながら
涙を流していた。。。
ハートから熱いものが、あとからあとからあふれて来て、
しまいには号泣になってしまった。。。
泣きながら、内側の自分は静かだった。。。
感動とも違う、もちろん悲しみでもない。
言葉にできないものがあふれ出て、
何かが落ちていき、何かが満たされていった。。。
長い時間が過ぎたようでもあり、
ほんの短い時間だった気もしていた。。。
ハートに満ちたあたたかなエネルギーにしばらくとどまっていると
友人が電話をくれた。
以前から、瞑想による変容のプロセスを話してくれるように
お願いしていたのだ。
１０年以上、瞑想に取り組み、
様々な心理的身体的症状を克服して
会うたびに元気に輝いている彼女の、
久しぶりに聞く話は、やはりハートを満たしてくれた。
マインドにまみれていた当時とは
比べ物にならないほど、純粋で無邪気な
それでいて明晰な彼女に、ハートが深く共鳴していた。。。
再会を約束して、電話を切り
たくさんのことに心からの感謝があふれて
また涙を流した。。。
なんだか、何年か分の涙を
まとめて流している感覚だった。（笑）
今日はクリスマスイブ。
明日以降は、街は新年を迎える準備が始まる。
今年一年は、前に進むことと同時に
中心へと大きく進む手ごたえをもらった年だった。。
ご縁をいただいた、たくさんの方。
深みへと導いてくださった、多くのマスター。
愛する家族、友人たちに、
心からの感謝を送ります。。。
ありがとう。。。
来年もまたよろしく。。
良いお年を。。。。。
