素敵人間の皆様初めましてこんにちは石之丞です。

今回紹介するのは藤子・F・不二雄先生原作

1988年頃発売(諸説あり)

住友ホームライン

証券取引サービス

おい!ドラえもんが使われているだけでゲームですらないじゃないかっ!と聞こえてきそうだが、トキワ荘作家のキャラが採用されていたらソレはトキワ荘作家作品である!とゆう過激派なので今回紹介する(異議は認める)。

1987年 ファミコンは日本全国に1200万台以上普及していた、それを野村証券など証券業界が着目し任天堂へ接触し開発へと繋がる。
後に電話回線を介して様々なサービスを展開していくのだが80年代に今で言うインターネットの原型が作られていたと思うと大変興味深い。
関連サービスとして以前紹介した新たに発見されたディスクシステム用ネットワークアダプタも記憶に新しいだろう。
 ファミコン周辺機器@宇宙一(足軽)さんに詳しく紹介されているhttps://bigafrodogg.hatenablog.com/entry/2020/05/11/064428
当時はこのサービスを発展させゲーム展開も議論されたようだが株価が下落し顧客離れが進み計画は頓挫した。
その名残がドラえもんでありマリオだ。
こちらのアダプターセットをファミコンに接続してサービスを受ける、早速見ていこう。
ファミコンアンサー 通信カートリッジ
住友のホームバンキングサービス ホームライン


残念。。。ドラえもんの御尊顔はおろか匂いすら感じない。


サービスが終了しているためこれ以上先には進む事が出来なかった。

続いてファミコンアンサー

こちらはファミコンと銘打っているだけありポップな装いだね。
ファミコンアンサーとあるのでホームラインと同システムか?
こちらもこれ以上先には進めなかった。


お次はスーパーマリオクラブ
電源を入れると嬉しい事にスーパーマリオのBGMとマークが元気よく動いてもてなしてくれる。任天堂の意気込みを感じれてとても良い。
これからご覧にいただく画像は一度しか拝めなかった。
詳細は不明なのでご存知の方は教えてほしい。




以上。
DDXパスワードを選択するとどうだったのか?と電源を切ってやり直してもこの画面に戻る。
6秒のカウントダウンが過ぎると左右からマリオとルイージが元気よくホッピングをしておもてなししてくれる。

野村のファミコントレード
岡三のファミコントレード
写真の容量の関係で一緒に紹介させていただきます。





ライバル会社の2社が【野村の】【岡三の】以外は同じシステムを採用しているのが驚きだ。
ひょっとすると中のデータは違うのかもしれないが今のところ不明。
マリオが苗を植えて登場するのがマリオUSAを連想させられるが言い過ぎだろうか。
スーパーマリオクラブのマリオのオーバーオールは青だがファミコントレードでは赤なのが面白い違いだ。

以上私が所有する通信カートリッジでした。
サービスの開始時期や開発会社など謎が多く、カートリッジもバージョン違いに着目すると泥沼の世界で深い。
そんな世界に魅力され研究されているが非売品ゲームコレクター界のスーパースターじろのすけサンだ。
ゲームコレクターのバイブル
非売品ゲームソフトガイドブックの著者でもあられる
この本には今回紹介した通信カートリッジを始めオバQゴールドを筆頭に非売品やサンプルを紹介されている。
興味が湧きまだこの本をお持ちでない方は手に取ってみてもらいたい。兎に角凄いの一言。
電子書籍もあるのでどうぞ
非売品ゲームソフト ガイドブック https://www.amazon.co.jp/dp/B07FNDWDYX/ref=cm_sw_r_cp_api_i_9cuXEbS0VTJ2C

今回はサービスが終了していてソフトの触りの部分しか見れない完全なるコレクターアイテムを紹介したが、いつの日かプログラムを解析し全貌を見せてくれる有志が現れる事を切に願う。