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宝石ブルー質量×速度の2乗か 
AIのべりすと とにかくドスジャグラスが倒せない難易度ナイトメアかと思う恐ろしさ ハンターを人間と仮定して真面目に考えると そうなるか


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「全部隊、突撃準備!」
5期団 団長クシャナが叫ぶ。ドスジャグラス向けてガルクを走らせる5期団のハンター達。
「諸君、これより我々は決死の突撃を敢行する!これまでの我々の攻撃は敵に効果的なダメージを与えてはいない!」
クシャナが叫んだ。ドスジャグラスの動きを観察しながらクシャナは続ける。
「だが、我々は今だ死を恐れる必要はない!なぜなら諸君は今日に至るまでその魂を燃やし続け、幾多の死線を潜り抜けてきたからだ!そして今は私達と共にある!」
クシャナは己のクイーンレイピアを抜き放つと天高くかざした。ガルクを操り疾走させながら叫ぶ。
「勇猛なる我ら5期団のハンター達よ!今こそ魂を燃やし、命を代価にして眼前の怪物を屠りさろうではないか!」
ハンター達が咆哮を上げた。突撃を開始した5期団のハンター達。
「擲弾筒隊、弾種榴弾!照準あわせ!!」
轟く炸裂音。弾丸の嵐にドスジャグラスが咆哮を上げた。
「擲弾筒装填急げ!次は徹甲榴弾!」
そして数瞬をおいて再びの炸裂音。ドスジャグラスの咆哮と共に砂煙が舞い上がる。
4期団の重砲隊はありったけの砲弾を
ドスジャグラスに浴びせかけるが、ドスジャグラスの甲殻はびくともしない。
クシャナの周囲で砲弾が炸裂する中、クシャナは己のガルクを疾走させた。

「敵を粉砕せよ!人類の英知を結集したこの一撃、それをもって我らが未来を切り開かん!」
クシャナはクイーンレイピアの切っ先をドスジャグラスへと向けた。そして、
「総員、突撃!」
クシャナはガルクと共に跳躍し──その刃をドスジャグラスへ突き立てた。その一撃はドスジャグラスの甲殻に阻まれる。だがクシャナは諦めない。クイーンレイピアに己の力を注ぎ込み続けた。
「うおおおおおおッ!!」
5期団のハンター達は次々と斬り込む。クシャナは渾身の力をクイーンレイピアに込めるが、ドスジャグラスはものともしない。
「くぅッ!!」
クシャナは歯を食いしばってクイーンレイピアに力を注ぎ続けるが──やがてその刀身がひび割れ始めた。

(ここまでか)
クシャナがそう思ったとき、彼女のガルクの背後から砲弾が飛来し、ドスジャグラスへ着弾した。その衝撃に思わずクシャナはクイーンレイピアを取り落としてしまう。そして彼女は見た。
ドスジャグラスの口が、クシャナではなくその背後のハンターを捉えていた。
「あ──」
クシャナはとっさにガルクをドスジャグラスの口元へ向けた。そして──。
「ッ!」
クシャナはガルクから飛び降りた。そして彼女は見た。ドスジャグラスがハンターを捕食する瞬間を。
「う、うわあああ!!」
ハンターの悲鳴が森に響き渡る中、クシャナはただ呆然とその光景を眺めていた……。
「くッ……総員、突撃!」
クシャナは我に返ると即座に号令を下した。5期団のハンター達が再び雄叫びを上げながらドスジャグラスへ突撃していく。だが彼らはドスジャグラスに決定的なダメージを与えられないでいた。
5期団はハンターオフィスからの要請を受けた緊急任務に参加しているのだ。そこで求められるのは、単なる撃退ではなく「討伐」である。しかし、今の彼らの実力ではそれは難しい──否、不可能だった。

「だ、駄目だ……刃が通らない!」
5期団の若いハンターが叫ぶ。クシャナは己がクイーンレイピアに視線を向けると、その刀身に無数のヒビが走っているのを目にした。
「馬鹿な……何という強度……!」
クシャナは呆然と呟く。だがすぐに彼女は気を取り直すと、ハンター達へ檄を飛ばした。
「総員、攻撃を続けろ!何度でも何度でもだ!この一撃をもって我らが未来を切り開く!」
クシャナの号令に呼応するようにハンター達は再び砲撃を開始した。ドスジャグラスはそんな彼らに対し怒り狂い、その巨体で突進する。そして──5期団のハンター達はその突進で一人残らず薙ぎ払われた。
「ぐあッ!」
クシャナは咄嗟にガルクを反転させるが、それでも衝撃を殺しきれずに彼女は地面を転がると、そのまま動かなくなった……。
5期団が壊滅したのを見届けると、
ドスジャグラスは悠々と森へと姿を消した。
「くッ……」
クシャナはよろよろと立ち上がると、周囲を見回して5期団のハンター達の姿を探した。だが──彼女の周囲には、無惨にも破壊された大砲の残骸とハンター達の亡骸が転がっているだけだった。
「あ……ああ……」
クシャナは呆然と立ち尽くし己の手の中にあるクイーンレイピアを見つめた。その刀身には無数の亀裂が入り、いつ折れても不思議ではない状態になっている……だがそれでも、クシャナはこの武器を捨て去る気にはなれなかった。

(これは……私達の誇りだ)
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発:第5期団長クシャナ
宛:調査拠点アステラ
本日未明ドスジャグラスに接敵、5期団は総力をもってこれと交戦した。
結果、我が団のハンター210名のうち、183名が未帰還となった。
よって本作戦は失敗とする。負傷者の収容を請う。
さらに、ドスジャグラスの生態に関して興味深い情報を得たので添付する。
なおこの情報は機密事項であるため、取り扱いには注意されたい。

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著:AIのべりすと