名作文学、名作映画と聞くと、私はまず見たくなくなる。ある精神医学者によると、人の作品には「抵抗」というものがあり、それが大きくなればなるほど感動を与えるそうだ。だから、シェークスピアの「生きるべきか、死ぬべきか」の科白や、ゲーテの地獄を歩く首回りに細い赤い線のある (おそらく首を切られた跡) 若い女性の描写は、私には抵抗がありすぎ二度と読みたくない類のものです。しかし他人のブログを読んでいると、こういった名作を涙しながら共感している人も多く、それだからこそ名作なわけで、生きることの辛さ・困難さ ー 車の運転ひとつとっても ー は自分でも感じています。