東京都中央区日本橋の小伝馬町にある大安楽寺と十思公園に行って来ました。
小伝馬町なんてあまり聞いたことないし、初めて行きました。
世田谷区にある松陰神社は何度か足を運びましたが、
松陰先生に関わるところを見て回りたくて今回行ってみました。
まず、地下鉄から地上に出るとこの石碑と立札があります。
漢文で読めない…。あとで調べましたが下記のように書いてるそうです。
- 在町宝永時鐘
- 江戸傳馬町牢屋敷跡
- 吉田松陰先生終焉之地
そこから2分ぐらい歩くと
傳馬町牢屋敷跡です。
その向かいにあるのが十思公園です。
とても読みずらいですが、読んだらある程度分かります。
肉眼でじっくり見ても読みずらい。なんだか分かりません...。
こここそが「吉田松陰終焉之地」なのです。
「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」
と刻まれています。
現代語で訳すと、
「私の命がたとえこの武蔵野の野で終えることになっても、自分の思想はここに留めておこう。」
国を思う気持ちが感じられます。なんだか改めて心にグッときました。
吉田松陰先生が処刑されずに生きていたとしたら、また少し時代は変わっていたのかな…
あそこまで凄い教育者は居ないだろう。
約150年たっても受け継がれる言葉。
享年29歳という若さでこの世を後にしましが、後世にここまで受け継がれるのはとても感銘します。
私は彼の言葉で好きな言葉がります。
死して不朽の見込みあれば、いつでも死すべし
生きて大業の見込みあれば、いつでも生くべし
「仮に自分が死ぬとしても、自分がやったことが後世まで残る(価値のある)ことであればいつ死んでも構わない。でも、もし生きのびて大きな結果が出せるという見込みがあるなら、とにかく生き続けることだ。」
まさに体現しています。
本当に改めて胸を打たれました。
時の鐘です。
江戸時代後期には9つあったそうです。
本所横川町、浅草、上野、目白不動、市ヶ谷八幡、四谷天竜寺、赤坂成満寺、芝切通、石町。
今は公園になっていますが、ちょっと異質な雰囲気な場所でした。