皆さんおはよう御座います。


芥川龍之介に出てくる『蜘蛛の糸』に出てくるカンダタについてです。


ドラクエに出てくるのもカンダタです。


そうめん、それは揖保乃糸!



蜘蛛の糸のあらすじを書きます。簡単に。


悪いことをしてばかりのカンダタは、唯一いいことをしました。


蜘蛛を助けたのです。


命のあるものだからと、踏み潰さずに殺さなかった。


お釈迦様は、カンダタを救えるのはこれだ!


と。


縁無き衆生は度し難し。


カンダタは、蜘蛛を助けた縁があるから助けられるきっかけがあるのです。


地獄にいるカンダタに、一本の糸を垂らして、登らせた。


すると、地獄の囚人が何人もいとを登ってくる。


これでは糸が切れてしまうと思い、囚人たちを蹴落とすと、糸が切れてしまい、カンダタも落下して地獄に戻った…


と言う話です。



ここで、カンダタの弁護をしてみたいと思います。


ある意味正当防衛ですよね?


あと、糸を垂らして貰ったのは、カンダタの蜘蛛を助けた功績に依るものです。(仏様と蜘蛛のお陰でもある。)


それなのに、なんで他の囚人たちのために自分が地獄に堕ちなければならないのか?


すると、あのような行動に出るのは必然なのです。


しかし、です。


藤子不二雄のSF漫画にあるのです。


核シェルターの中で原爆が落とされました。


自分たちは助かりますが、外で被爆した人が


『熱いよう、助けて!』


と核シェルターの中に入ろうとします。


ドアを開ければ被爆してしまいます。


ドアにある爆発する(熱いよう、助けて!と入ろうとする人を殺す)スイッチを押そうとしますが、私には出来ない!


と言うところで目が覚めます。


すると、宇宙人が、あの人をリストに載せておけ。  


もうすぐ大雨を降らしてノアの箱舟に乗せてあげる一人である…


と。


どうでしょうか?