皆さんこんにちは。
芥川龍之介の羅生門と言う有名な小説があります。
この小説の矛盾というか、筆者の主観で相容れないと思うことを書かさせて頂きます。
まずこの小説のあらすじを説明させて頂きます。
死体が転がるところにて、あるお婆さんが死体の服を取り、自分のものにしていました。
そして、ある男がその婆さんに詰問しました。
婆さんは、生きていく上で仕方がないと弁解しました。
すると、この男は俺も生きていくためにと言って、その婆さんの服と、死体から取った服を盗んだ
という話でした。
筆者の感想です。
婆さんのやってることは、法律でしか裁けないのです。
人間本来自由なのです。
婆さん→生きていくために仕方なくという目的
男→お前もやってるんだから俺もいいだろ
つまり、婆さんは、本当は悪いと分かっているけども、仕方なしに必要やむを得ずこう言う行動をしているのです。
だからと言って許されません。
その婆さんは法律で裁くべきです。
しかし、この男は、本当は悪いと分かってるけども、苦渋の決断でしたわけではないのです。
世の中みんなこんな人間になると困るのは、婆さんの方でしょうか?
男の方でしょうか?
婆さんはきっと、裕福になればそんな悪行もやめると思うのです。