母親からの共感は人生の財産 | ゆーこぴーのブログ

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主に家族。主に子ども。主にグチ。

思い返すと

母親が共感してくれたことは皆無に近いと思う。


小さい頃、何かが嫌で叩いたか何かした時に
「あなたもこんなことされたら嫌でしょ?」

と言われ


まず私がされたことをわかってくれていない汲んでくれないところに腹が立ち

「嫌じゃない。」と答えた。


「あなたって性格悪いね。」


と母親は言っていた。


今更どんなつもりでそんなことを言ったのかは見当がつく。
自分の言いなりにならない娘が可愛くないのだ。



まずは共感。

私に似て気の荒い娘は兄弟喧嘩ですぐにブチギレる。

まずは共感から。

あれが嫌だったんだよね?

共感の仕方がこれで合っているのかがよくわからないのだが、


共感したい気持ちはある。

そこがバカの厄介なところ。


答えの寸前まではわかるのに

方法がいまいちだ。




旦那のお母さんと話をしていて

私はブラジャーの紐が絡まっただけでブチギレだことがあるという話をした時、

お母さんは

私もすのこのベッドに足がはまってブチギレだことがある。子ども2人に涙が出るほど大笑いされたよ。

と言っていた。


それはお母さんが家族の中で可愛らしい存在だったからじゃないですか?私の時は子どもたちみんなドンびいてましたよ。

そうなのかなぁ。


そういう存在になりたいけど、なり方がわからないんです。


失敗した時にみんなと一緒に笑っちゃえばいいんだよ。あーまたお母さんやっちゃったーって。腹の中ではイライラしててもさ。



そうか。お母さんはいつも細やかな答えをくれる。


ずっとそうだ。


私が親のことで頭を抱えている時も
百歩先の答えをずっと私にくれていた。


でも、そこまで歩くのに一歩進んで二歩下がる私は時間がかかった。


7年。




やっと今になってお母さんの言葉がよく沁みる。


自分と親は別の人。同じにならなくていいんだよ。自分で道を見つけていいんだよ。


あー。。お母さんに会いたい。


もちろん旦那のお母さんに。

今は与えられなかった共感を嘆いている暇はない。

常に与え続けなければならない。

なぜなら私は母親だからだ。

あの子たちに金銭的な財産は残せないかもしれない。
でも人生の財産を残してやりたい。

私の子供たちにも
「どこまでも愛してくれたよなぁ」

みたいなことを思ってもらいたい。

愛をもらい損ねたが、与え損ねるわけにはいかない。

炭治郎も言っていた。
頑張るしかできないんだから。

本当それだよなぁ。