結局感情って、予想とのズレだと思うんですよね。

 

笑いの発生はそもそも、

その多くが「予想とその予想とのズレ」だとおもうんですよね。

 

それで、笑いの発生に限らずなんですけど、

感情の表出とは「予想とその予想とのズレ」だとも思うわけです。

 

思ったよりも痛いと、なんだか辛い。

 

これは皆そうだと思います。

 

でも、

思ったよりも痛いと、面白い

 

と感じる人もいると思います。

 

例えば、芸人さんが熱いうどんを顔面にかぶせられたら

「辛い」と思う人と「面白い」と思う人がいるもんです。

実際僕は「面白い」と思う人ですが、

ご年配のうどん職人の方は「辛い」と思うでしょう。

「可愛そう」と思う人もいるかもしれません。

 

思ったよりも痛いと、怒る

思ったよりも痛いと、楽しい

という人もいると思います。

 

この「痛い」1つとっても人それぞれに感じ方はあって。

実は「痛い」とは、を調べてみると

 

肉体のある部分に痛さを感ずる

精神的に苦痛を感ずる。

出費が負担になる。

壊れたり、すり切れたりする。損なわれる。

食料品が傷ついたり、腐り始めたりする。

 

と「痛い」にもある種のカラーがあって

グリーンにもグリーン・モスグリーン・エメラルドグリーン・わさび色

というのがあるように

辛い痛い・面白い痛い・怒り痛い・楽しい痛い、があると思うんですよね。

 

※喜怒哀楽とは予想からのズレの結果であり、

そしてそのすべてに笑いの要素は隠れているという図

 

だからポップな笑いっていうのは、大小有りながらも

限りなく皆が笑えるような笑いの感情を突き詰めることが必要なのかなと思います。

 

 とヘルニアの治療を受けながら思いました。

 

ヘルニアって腰だけかと思いきやそうではないんですよね。

ヘルニアの語源は〈脱出〉を意味するラテン語のherniaで,

臓器もしくは組織が体内の裂け目を通って,本来の位置から脱出した状態をいうんです。

 

それが腰の椎間板だとかによく起きることからヘルニア=腰痛と思われているんです。

 

つまり、笑いの発生というのは予想からのズレ

つまり笑いとはヘルニアの一種なんですね。

 

もう感情は疾患なんです。

でも良性疾患なんです。笑

 

皆も悪性のヘルニアには気を付けて!