昨日、六月最後の日
ふとベランダの方を見ると
窓の外に二本の虹

私の住む町は雨が降っているのに
遠くの方の空の一部が明るくなっていて
雨雲に覆われた空にできた雲の切れ間に
虹の一部が二本分見えています

ベランダの囲いにもたれて
消えるまでずっと見ていました

今も思い出すたびに

気持ちがふわっとなります

ほんの短い時間現われて

「わぁ虹だぁ」と人々を喜ばせて

ほんの数分で消えて無くなったわけですが

思い出すたびに心が安らぎます

 

今日もふと気持ちがかげりそうになった時に

そうだ、昨日虹を見たんだった

きれいだったな

すてきだったな

きっと天使が応援してくれてるんだな

なんて思ったら元気が出ました

 

何をしたでもなく

何を変えたでもなく

ただ一瞬世界に現われただけ

何の力も持たない実体のない現象なのに

虹ってすごいなぁと感心していたら

 

・・・

それでいいのではないですか

存在は存在するだけで十分なのではないですか

一瞬でもいいのではないですか

特別なことをしなくても

何かを変える力を持たなくても

永続しなくても

人はその一瞬の存在に救われることがある

 

あなたが何もしていないと思っているその時

目が合って何気なくニコッと微笑んだり

すれ違う人に当たり前の挨拶をしたりした時

どこかの誰かがどれほど救われたかなんてことは

誰にもわからないし

誰にも知りようがないこと

 

別に知らなくてもよいのではないですか

そのままのあなたをただ生きている

それで十分素晴らしいことなのではないですか

・・・

 

のような言葉が流れてきました

正確に言うと言葉ではなくて

上に書いたような内容のかたまりが

ヒュッと頭の中に入って来た感じ

 

それをあえて言葉にしてみたわけなのですが

どうも文章力が追い付いていない気がします

 

文才が欲しいな~

シンボルとか雰囲気とか解ったという感じとかを

縦横無尽に表現できたら嬉しいな~

 

天界の皆様

よろしくお願いしま~す🌹