本作品は、2012年製作のアメリカ映画。

昨日に引き続き、アメリカ同時多発テロ事件をテーマにした作品。

そのストーリーは以下の通り。


ファインダーの向こう側-0D31


タイトルの“ゼロ・ダーク・サーティ”は、午前0時30分を意味する軍隊用語で、米国のネイビーシールズがアメリカ同時多発テロ事件の首謀者の殺害・捕獲作戦を実行した時刻。


主人公のマヤ(ジェシカ・チャスティン)はCIAの女性分析官で、イスラマバードの在パキスタン米国大使館で働いていた。
同僚のダニエル(ジェイソン・クラーク)は、アルカイダの司令官ビンラディンに関する情報収集のため、パキスタンで毎日、テロリストたちと繋がりのある拘留者に口を割らせるため、拷問を繰り返していた。


“ブラック・サイト”と呼ばれるその秘密施設での非情な拷問現場にマヤも同席するが、重要な手掛かりは簡単には手に入らなかった。

それでも、集まってくる膨大な情報を検証しているうちに、ビンラディンの密使である人物アブ・アフマドに行き当たる。


マヤはその男を見つければビンラディンを見つけられると信じ、5年にもわたり地道な捜査を続けた。
その間にマヤは、武装した男たちに襲われたり、ホテル爆破事件に遭遇したり、何度も危険な目に遭ったが、そんなことでひるんだり諦めるたりするマヤではなかった。
そして、ついに有力な手掛かりをつかむのであったが…。


誰もが知っている実話ベースの話であるため、臨場感が半端ない。
気の遠くなるような地道な捜査であり、危険と隣り合わせの捜査を相手側に悟られないように秘密裏に進める。
その包囲網を慎重かつ確実に狭めていく緊迫感がすごい。評価は★★★★☆