年始早々の悲惨な出来事に精神的に参ってしまっている。

当事者じゃない私でもメンタルダウンしてしまうので、

被災者の方々、被害に遭われた方やご家族の方の辛さがいかほどかと思う。


元々、敏感体質なので、ニュースは日頃から見ないようにしている。

ネットで見れば出来事だけでもわかるからそうしている。


そんな体質をコウはよく理解してくれていて、

過激なドラマや映画、悲惨なニュースは音を消して一人でテレビを見ていた(字幕で)。


私が怯えていたり、不安でいっぱいになって青ざめていると

そばでぎゅっとしてくれた。

本当にそれはありがたいといつも思っていた。安心できた。


実家では、私が敏感すぎることを子供の頃から「気にしすぎ」とよく笑われていた。

今回の離婚で実家に帰るしかすべがないと思った絶望感は、

この環境にまた戻るから、だった。


言っても伝わらないかもだけど言わないともっと伝わらないと思い、

今回からは、「常にテレビが垂れ流している環境が子供の時から嫌だった、

人が死んだり殺されたことを見ながら聴きながらご飯を食べるのが苦しかった、

でもずっと我慢をしてきた、もう我慢したくない。

せめて食事中のテレビはやめてほしい、

それでも見たいなら私は別のところで食べるか、時間をずらす」とを提案した。

そのおかげで、以前ほど無駄にテレビが流れっぱなしというのも軽減されてきた。

一番耳に入れたくない朝のニュースは変わらず流れているので、

親とは2時間くらいずらして生活している。

親にとっては今までの生活のスタイルなのだから私が避けるしかない。


それでも、やっぱり、コウと二人暮らしの時のようにはいかない。

今一番、コウにぎゅっとしてほしい。

それは物理的に叶わないけれど、せめてLINEが繋がったら、、、という日に限って

ずっと既読にならない。

おそらくビジネスパートナーと遠出して初詣に行っているのだろう。

そんな憶測が余計に、無駄に、不安を募らせてしまった。


夜に既読になり、とりあえず地震の影響のあるところにはいないことは判明したので安心した。

既読にならなかった間の出来事も教えてくれたので安心した。


私はまだまだ、コウに甘えてしまう。

頼ってしまう。

今ここにいてくれたら、手を握ってくれたらって思うことがある。

さみしいって思うってしまう。

そばにいてほしい、と思ってしまう。


強く生きてくって決めたのに、全然だ。

前に進まなきゃいけないのに。


半強制離婚から4ヶ月。

もう4ヶ月、まだ4ヶ月。


こんな感情って、まだ自然なことなのかな。

もっと時間が経てば、そんなこと思わなくなるのかな。


離婚に向けてがむしゃらにサバイバルモードでいた異常事態の時の方が、まだ強かった。