あのお爺さんみたいに歩けたらな‥
こんにちは!
医食同源くんのブログへようこそ!
心臓手術が無事に終わり、ICUから一般病棟へ移った頃、いよいよ本格的な入院生活が始まりました。
と同時に、理学療法士さんによるリハビリも始まりました。
初めは立ち上がることすら大変で、思うように体を動かすことができませんでした。
また、手術跡が突っ張っているため腹筋も使えませんでした。
実は手術の翌日にリハビリを行っていたのですが、
その時は2メートルほどの距離を歩くことすら難しく
手押し車がないと歩けませんでした。
「まさか、手術後すぐに歩くことになるなんて」
しかし、一般病棟に移った後は体力の回復もあり10メートル、20メートルと少しずつ距離を伸ばしながら
歩けるようになっていました。
そんなある日、いつものようにリハビリで病棟の廊下を歩いていると、一人の70代くらいのお爺さんを見かけました。
なんと歩くスピードがめちゃくちゃ速かったのです!
僕は思わず、理学療法士さんに言いました。
「あのお爺さん、、歩くの速すぎません!?」
「すごいな、、。カッコいいな〜!僕もあのお爺さんみたいに歩けたらな‥」と。
すると、
「あの方も初めは全く歩けなかったんだよ」
「だから、同源くんも毎日リハビリを続けたら絶対に歩けるようになるから」と。
そう聞いたら、歩くことが楽しみで楽しみで仕方がありませんでした!
今思えば、そんなに驚くこともなかったと思いますが、
当時の僕にとっては歩けること自体が憧れでした(笑)
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初めてのお買い物
甘いものが強烈に欲しかったため
ホットココアと無塩のナッツを買いました。
入院して3週間までは外に出ることができず、
病院内のコンビニや図書館くらいまでしか
行けませんでした。
また安全のため、理学療法士さんや看護師さんの同伴が
常に必要でした。
これは入院して3週間後に、初めて外に出たときの写真です。
猫背気味で傷口をかばって歩いていたため
歩幅が狭く歩く速度も遅かったです。
入院して1ヶ月後、
階段の上り下りや手足の曲げ伸ばし、エアロバイク、脳トレなどの
様々なリハビリメニューが加わるようになりました。
退院して4週間、今では母に連れられリハビリを続けています。
ゴールを決めランチはここ、アフターヌーンティーはここなどと、
美味しいもの体に良いものを求めながら歩いています(笑)
行動範囲が広くなったおかげで心にも余裕ができ、楽しみが増え続けています。
お世話になった理学療法士さん
毎日リハビリだけでなく、心の相談にまで応じてくださった理学療法士さん、
たくさんのサポートを本当にありがとうございます。
そして僕に、歩ける希望を与えてくださったお爺さんにも感謝しています
お元気で!
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回もぜひご覧ください!