白血病ってなに?リンパ腫ってなに?
って人はここから読むことをおすすめします。
私の病気が発覚して、診断がつくまでの経緯、いわばエピソード0です。
(注:これまで受けた治療の説明・経験を基に書いてはいますが、医学的に正しくない可能性もあることをご了承ください。)
簡単に言うと、「血液のがん」です。
通常のがんは、細胞分裂の段階でエラーが起き、エラーが起きた細胞=がん細胞が肺や大腸などに発生します。
白血病は、そのがん細胞になってしまうエラーが血液中の細胞に起こってしまうものです。
そのがん細胞が血液中を流れていれば白血病、塊になって体の何処かに潜んでいればリンパ腫となるみたいですね。
どうやってわかったの?
通常のがんと違い、なにか「これだ!」という症状がないので、なかなか気づくのが難しかったです。
私の場合、というか一般的には、「体力の低下」が挙げられることが多いようです。
いつもは余裕で昇れる駅の階段が最近すこしキツいなとか、理由はわからないけど疲れやすいとか、年齢によっては見過ごしてしまいそうな些細な変化でした。
あとは、私の場合は前縦隔(気道とか肺とかがあるところ)に大きな腫瘍ができていて、それが気道を圧迫していて咳が止まりませんでした。
コロナウイルスが流行り始めた時期でもあり、内科でいろいろ診てもらいましたがまさか誰も白血病とは思わず、寒暖差アレルギーか何かじゃないかとのことで適当に薬をもらったり飲んだりしていました。
それでも咳が収まらないのでレントゲンを撮ってもらうと、まあ体のど真ん中に大きな影があったわけです。
ここからはもう怒涛のイベントラッシュです。とにかく目まぐるしく色々なことが起きてまあ大変でした。
つづきます。