半年程前、無事に男児を出産した。

待望のはずだった男の子、妊娠中も極力安静にし、
次はお前の妊娠中の過ごし方が悪かった
などと言われないよう、栄養にも十分気をつけた。

子を亡くした後の妊娠というものがこんなに
苦しいとは知らなかった。
毎週毎週お腹の赤ちゃんの生存記録を更新していくような気持ちで
妊娠期間を過ごした。

安静に安静に、栄養バランスは完璧に。

妊娠初期を無事越えれば、胎動を待ち望み、
胎動が始まればその動きに一喜一憂した、安定期など私には存在しない。

妊娠週数が、進む度、今万が一産まれてしまったら生存確率はどのくらいなのだろうか
毎日そんなことを考えながら祈るように過ごした。

そしてとうとう無事に出産を終えた。

今度はとても健康な男の子、本来なら3人目になるはずの我が子だが、母子手帳の表には第2子と書いた、人に哀れまれるのが嫌だったから。

やっと手に入れた平和な日々。
でも、なぜだろう。

いつも、姑に罵られ続けたことが頭から離れない、やっと安寧な毎日を手に入れたはずなのに、姑の悪夢ばかりみる。
繰り返し頭の中で、数々の酷い言葉が私を襲う。

憎しみが今になっても止まらない。
姑の写真を全てアルバムから剥がした。
それでもまだ気持ちがおさまらない。

剥がした写真を集め、姑の顔を黒いマジックでひたすらに塗り潰した。
そんなことをしている間に苦しくて死にたくなる。

そして今の私は
毎日、姑の死を願っている、多分直接対決して家を出されたあの日からずっとだ。

毎晩必ず寝る前に願う。
明日の朝、姑がこの世からいなくなっていますように。

どうか神様、お願いします。
どうか姑をあっちに連れて行って。


苦しい。
人の死を毎日願うような人生になってしまったことが苦しい。


だから、今私はこんなにも死にたいのだろうか。


可愛い娘と息子がいて、どうしてこんなにも姑のことでいまだに苦しいのだろうか。

どうしてこの激しい憎しみから、いつまでも逃れられないのだろうか。