いけばなのスタイル | 指先に咲いた花

指先に咲いた花

目に見えない生命の言葉を込めるように、
いのちに向き合い、花の声を聞いて、作品を通して伝える。そんな作品を作りたいと思っています。
お気楽にお付き合いください。

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「想いを込めて、作る作品。」

その言葉に何か違和感を感じます。たぶん自分のスタイルに合っていないから。

いけばなに限らずかもしれませんが、

「人間のテリトリーに自然を持ってきて造形する」作品と、

「自然のテリトリーに人間が手を加えて耳をすます」作品があります。

自分のスタイルは後者。

どちらも作品の優劣は変わらないと思います。
ただ作者や流派の手法の違いです。

芸術は日常の中にあります。額に飾って何となく分かった風に眺めるものじゃなくて、生活の中で感じる心の揺らぎや感動であるべきだと思います。

だから、日常での偶然の出会い、その時にしか見えない景色を作りたいと思います。


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