昨夜、議院運営委員会が夕方5時から始まり、何も決まらずに休憩。午後7時から再び議院運営委員会が開始し、最終的には議院運営委員長の職権で26日の本会議がセットされました。これで、26日に特定秘密保護法案を採決することが可能となるわけです。そして、国家安全特別委員会にて26日の9時から委員会が開会して、我が党は今日は採決しないで、27日も一般質疑をするよう要求していましたが、自民党・公明党だけで、特定秘密保護法案を強行採決しました。我が党は委員長席に詰め寄ったのですが、最終的には強行採決となりました。


そして、与党は本日の本会議で、特定秘密保護法案を緊急上程するために、議院運営委員会で了承を得るため、おそらく野党が反対する中で、緊急上程に関して採決するつもりで与党は委員会に臨むのではないでしょうか。


繰り返し申し上げますが、53日間の短い臨時国会で、この重要法案である特定秘密保護法案を成立させることは、国民の理解を得られずに成立させようとするもので、本当に理解できません。本来であれば通常国会で審議してもおかしくない法案であると思います。


我が党としては、実のある修正協議を行い、本日の国家安全特別委員会で、第三者機関の設置について踏み込んだ答弁を安倍総理から引き出すことができました。


これから、議院運営委員会、本会議が開会します。この特定秘密保護法案は、決して強行採決して成立させてはいけない法案です。与党の対応をしっかりと見極めたいと思っています。