22日の朝8時より殆どの議員が参加して、それぞれ意見を述べ合いました。私は、地元の方から反対意見が多く、また自治体には原則公開の状況であるにもかかわらず、なぜ国だけが特定秘密を認めるのか等を述べ、秘密の範囲を限定するなどもっと修正協議が必要であり、この53日間の臨時国会で成立させるのはそもそも無理筋ではないかと思っている次第です。必要なのは認めますが、特定秘密をもと明確に限定するべきだと思っています。その後採決し、修正合意に対して賛成の意見が多かったかと思います。


報道を見ていると、維新の修正協議により改悪になったと言っている人がいますが、それは誤解です。秘密の有効期間は、与党案では30年を超えて無期限に延長でき、開示しないことも可能なのです。しかし、維新案では、当初30年を超えた場合には、すべて国立公文書館に移管して公開するよう与党に要求したのですが、与党が譲歩して60年という結果になりました。ですから、決して改悪ではないのです。


本日午後5時より議院運営委員会理事会が開催され、明日の本会議で特定秘密保護法案を成立させるかどうか議論しているところです。私は、いまも審議を急がず、継続審議にするべきだと思っています。