もうすぐ始まる個展に向けて、息子の髪を切ってもらいました。
小学校に上がるまで、息子は絶対に髪を切らせませんでした。
私が身体をおさえていて、妻がそのすきになんとか切っていました。
終わったら、私も息子もいつも汗だくでした。
髪型なんて考えられずに、ただしばらく切らなくていいようにと、短くするだけでした。
散髪屋さんには何回かチャレンジしましたが、ほぼ断られていました。
髪切るのは痛くもないのに、なんでそんなに大暴れするのだろう(自分もしんどいだろうし)と思っていました。
今になって思えば、息子は髪を切るということの意味や必要性を理解できていなかった。
私たちも、髪を切るということを目的とするのではなく、
息子にわからす(理解させる)ことを目的としていたら、
息子も私も、あんなしんどい思いをしなくて済んだのでは、
と思います。
その時はただ髪を切るのに必死でした。
今では、意味も分かりむしろ喜んで美容室に行きます。