息子は小さい頃、なかなか髪を切らせてくれませんでした。

髪を切るのは別に痛いこともないのに、それはそれは暴れて大変でした。

ですから、散髪屋さんに連れて行くこともできず、私が息子を押さえつけて、

その間に妻が切っていました。

押さえつけると余計に暴れるので、私も息子も汗だくで終わった頃には、2人ともグッタリでした。

今思えば、まだまだ療育が分かっていない頃でした。

妻はいつも「嘉くんは髪切るのにこんなに大変なのだから、もしむし歯になったら治療なんて絶対できない。

だから絶対むし歯にさせてはいけない。」と

歯磨きだけは、うまく導いてよくさせていました。

しかしそんな心配も杞憂で、嘉成は歯医者さんが大好きです。

私たちが家族ぐるみでお付き合いさせていただいている歯医者さんが、最初に息子に合わせてうまく対応していただいたからです。

ですから、今では少しでも歯に違和感があれば、喜んで歯医者さんに行きます。

これにより、病院では違和感や痛みを治してくれることを知り、他の痛み(例えば巻き爪とか)でも治療する事ができるようになりました。

これも最初に優しく対応して、治してくださった歯医者さんのおかげです。

その歯医者さんは、新居浜市の安保先生です。とってもやさしい先生です。

先生は先日、瑞宝双光章を叙勲されました。



息子がその事を知り、どうしても安保先生を描いて先生にお渡ししたいと、先生の版画を仕上げました。


それを息子が、昨日お祝いの会で手渡ししました。




安保先生ありがとうございました。


瑞宝双光章おめでとうございます。