Ⅲ   テーマを持つ その2   (その1からの続き)


⑴  「あぱ」カード


  1998年9月9日

 個人セッションの時「この子は字が読めるんだから「あぱ」と書いたカードを作って「あぱ」と言う度、このカードを渡してあげたら…。」といたずらっぽく河島先生がおっしゃった。さっそく高橋先生が絵カードを見せられて指さしで「アパーッ。」と答えた嘉成にすかさず「あぱカード」を渡す。カードを受け取り、目で文字を追った後の嘉成の「困った〜」っといった表情がなんともおかしくて皆で大爆笑。



  その3へ続く



 河島先生のアイデアはいつ聞いても感心させられます。嘉成の気持ちをよく考えたうえで、逆手にとっての対応恐れ入ります。

 そして息子の気持ち、考え方を十分理解してのことですから、効果絶大です。