先日、宇和島市で息子と講演しました。


パフィオうわじまというとってもきれいでおしゃれな会場でした。


パフィオの

パはパール(真珠)のパ

フィはフィッシュ(魚)のフィ

オはオレンジ(みかん)のオ

らしいです。


どれも宇和島市を含む南予地区で生産されていて、

その生産高は愛媛が全国に誇るものです。






「南予福祉施設会 職員合同研修会」という会でした。


南予地区の障害者施設、児童養護施設の職員さんが対象でした。


私は講演でいつも、療育というのは決して施設に預けることではない。

親が勉強して家庭で実践するものです。

それには親子の信頼関係、知識ある愛情が必要です。


とお話ししています。


児童養護施設はさまざまな理由で、

親が子どもを養育できない子どもたちを受け入れています。

愛媛県には施設は10ヶ所あり、そこで500人ほど生活しています。

最近はその理由に発達障がいも増えていると聞きました。

そこで働く職員のみなさんに敬意を払うと共に、


それを聞き、私はとても悲しくなりました。

社会の二極化どころの話ではありません。

ここは是非行政に、積極的に関わっていただきたく思います。

ただ生活するだけではなく(職員さんは指導も療育も、頑張っておられますが)、

行政も巻き込み、療育という要素をたくさん入れていただきたい。

彼らには家庭での、親による療育はないのですから。


なのに行政の方の参加はありませんでした。

行政に働きかけもしていないのかもしれません。


とにかく子どもたちのためにも!






優しいスタッフのみなさんです。


世の中には親と一緒にいられない子どももいます。


それを考えたら、

子どもと一緒にいられる家庭は、

出来るだけ子どもに向き合っていただきたく思います。