本物の療育の始まり その1亡き母の記録では、「これは私と息子のことを書いた本です」と微笑みながら、河島先生が差し出された「精神科医の子育て論」との出会いは、今までどんな本を読んでも理解しがたかった自閉症について、明確な答えを出してくれた。