というブログ記事で、
作業中の事故で手の指を
欠損してしまった方の話を書いたが、
その方に、
「指を失くした後も、その指がまだある感覚って
ありましたか?よく腕や脚を失くしてしまった方が、
切断した後もなぜか失った腕や脚が痛むことがある
って言うじゃないですか?
ファントムペイン(幻肢痛)と呼ばれて」
といったことも重ねて尋ねてみた。
その問いに対して、その方は
「痛みの幻覚はなかったんですけど、
かゆみはありました。1,2年は続きましたね」
と言っていた。
ないはずの指がなぜかかゆく感じるのだという。
俺が
「脳の錯覚・・・耳触りが良い感じで言えば
人体の神秘とも言えますが・・・。
本当に人間の体って、理解の範疇を
越えていると言うか、まだまだ
よくわからないことがありますよね。
脳のポテンシャルも十分
引き出せていないと言いますし・・・」
と言うと、その方は
「もし人間が自分の脳みそを100%
使えるようになったらどうなるんですかね?」
と尋ねてきたので、俺はこう答えた。
「きっと自殺者や精神を病む人の数が
今以上に増えるでしょうね。
だって脳を100%使えたら、
恐らく記憶力も信じられないくらい向上して、
嫌なことを忘れられなくなりますから。
自分的には”忘れる”というのは人間にとって
結構重要なスキルだと思っていて、
過去にあったつらい出来事や自分にとっての
恥ずかしい出来事がいつまでも自分の中に
記憶として鮮明に残っていたら、
それはなかなかの苦痛になるのでは
ないでしょうか。
だから、生存戦略の一つとしてあえて、
こうして脳に制御をかけたりしているのかも
しれませんよね」
身体能力なんかもそうだ。
ケガをしないように力の出力が無意識に
制御されていると聞いたことがある。
生命の危機を感じた時などには
そのリミッターが外れるらしいが・・・。
う〜ん・・・
こういったことは考え出すと
止まらなくなるね(苦笑)。
人間っておもしろいな、ホントに。




