田舎の自宅から

三ノ宮に帰り着いたのが

20時半



その足で

予約していた本を

受け取りにジュンク堂へ寄る


萩尾望都『一度きりの大泉の話』4月発売決定──出会いと別れの “大泉時代”を、現在の心境もこめて綴った70年代回想録河出書房新社のプレスリリース(2021年3月15日 16時33分)萩尾望都『一度きりの大泉の話』4月発売決定──出会いと別れの “大泉時代”を、現在の心境もこめて綴った70年代回想録リンクprtimes.jp

竹宮惠子さんの自伝や

女性漫画家が

集っていたという

大泉サロンについての本が

ここ数年で出版されて

読んでました



そうしたら

それまでは作品しか

見ていなかったのに

そこにあった人間関係まで

出歯亀的に

気になるようになってしまい



とうとう

萩尾望都さんが

当時の出来事を書いた本が

出るというので

予約してまで買いました



今日は

洗濯3回

うち1回は毛布類

草刈り

室外機に日除けのカバーつけ

意外と体を使ったので

腕がかるく痛くなり

眠いので

さっさと寝るつもりが



ちょっと読み始めたら

語り口調で読みやすいのもあり

全部読んでしまいました






竹宮惠子さんも

萩尾望都さんも

複雑で心を打つストーリーと

なんといっても

すごい画力で

素晴らしい漫画を

生み出してきた方々



でも

自分の心の複雑さは

ご自身では手に余ったのか

お互いから距離を置いて

しまわれたそう



この本からは

萩尾望都さん側の

心境が

よく分かります



距離を置くことに

なった事態は

多分

どちらも悪くない



萩尾さんは

この本を出すことで

逆に

もう当時のことに関して

取材の申し込みは

しないでくれと

宣言している



当時

若い女性の漫画家さんたちが

集まって

切磋琢磨していた様子には

憧れを感じる



才能溢れるふたりが出会い

その後

スランプやら

才能への嫉妬と思われる気持ちから

距離を置いたという出来事は

ドラマチックで

正直面白いとさえ思う



でも

この本を読んで



私は

直接取材を

申し込むようなことは

ないけれど



大きな心の傷を

わざわざ公開して下さった

萩尾望都さんに



ごめんなさい

もう興味を持ちません

大変失礼しました



そういう気持ちになりました



本は面白く読みました

だからこそ

申し訳ない気分です



どうぞお健やかに

お過ごしいただきたいです