11月5日 産経新聞
秋田市泉北の弁護士、津谷裕貴さん(55)が4日早朝、自宅で同市泉中央の無職、菅原勝男容疑者(66)に刺殺された事件で、菅原容疑者は駆けつけた警察官の目の前で凶行に及んでいたことが分かった。また、直接の凶器となった剪定(せんてい)ばさみのほかに拳銃のようなものやガスボンベまで用意するなど計画性がうかがわれる。県警の調べによると、菅原容疑者は午前4時前、津谷さん宅の玄関脇の窓ガラスを割って侵入。寝室で寝ていた津谷さんを襲った。津谷さんの妻(53)は、夫の叫び声で目覚め、同4時5分、110番通報した。機動捜査隊員が駆けつけたときは、津谷さんが菅原容疑者から拳銃のようなものを取り上げたところだった。
その後、菅原容疑者は隠し持っていた剪定ばさみの片側の刃を取り出し警官の一人に突進、警官がかわしたすきに、寝室にいた津谷さんを刺したとみられる。津谷さんの大きな傷は、胸と腹にあった。事件を受け、秋田弁護士会の狩野節子会長が同日午前、同市内の弁護士会館で会見し、「痛恨の極みで、いまだに信じられない。事件は弁護士業務に関連するものである可能性が高く、こうした業務妨害は許されるものではない」と語った。狩野会長によると、刺殺された津谷さんは7、8年前、菅原容疑者の離婚調停で妻側の代理人を務め、そのしこりが事件につながった可能性があるという。日弁連の消費者問題対策委員長だった津谷さんは、昭和58年に弁護士登録。
同年、同弁護士会入りし、直後から先物取引などの消費者問題に取り組んだ。同会によると、60年ごろから社会問題化した「豊田商事」事件の県内被害者弁護団の事務局長を務めたほか、同弁護士会長も平成13年3月から1年間務め、「まじめで熱血漢の人柄だった」という。津谷さんの事務所の事務員で弟の聡(さとし)さん(53)は「菅原容疑者は兄と30年も前から知り合いだったが、離婚調停で妻側についたのが不満で頭にきていた。危ないから気をつけろと言っていたのに」と話した。事件現場はJR秋田駅から約2キロ北の住宅街。近くに住む不動産業の60代男性は「こんな静かな場所で、こんな凶悪事件が起きるとは」と驚いていた。
原因は離婚調停をめぐるトラブルだったんですね…。似たような事件がついこの前、横浜であったばかりですよね?やはり体を張って頑張っているということなんでしょうね。非常に仁徳もあり、素晴らしい弁護士がなぜこんな目にあわされなければいけないのか、いまだに納得できないですね。弁護士の先生はよく脅されたりするんでしょうかね?だとしても実際実行に移すような人間はいないと思っていました。実行に移せば自分の人生がパーになりますからね。警察の前でこんな事件が起こるとは…何のために駆け付けたんでしょうかね?凶悪事件の発生率が低いので免疫がなかったのか、それともこうなることは予想していなかったのか分かりませんが、このような最悪の事態を防ぐために警察はいると思うんですけどね。なんともやりきれない感じがしてなりません。