屋根上の点検を頼まれ、上がってみると棟の板金が飛ばされて無くなっていました。



業者からは、飛ばされてから日数も経っており、屋根材も劣化しているため、一度屋根に載せたソーラーパネルを外し、屋根の葺き替えをしてからソーラーを載せ替える必要がある。


と、言われたそうです。その見積り額もかなり高額だったようです。


で、ホームインスペクターとしての私の判断はというと…


屋根材は異常なし!塗装は塗り替えの時期に来ている。棟板金は下地の板から全て張り替えて、板金を新品に交換する。今後は10年毎の塗装と、板金の不具合はその都度釘の打ち増し。そして、ソーラーが不要になって外す時に、そこで初めて屋根材の全面交換(表面からの張り増し)

という提案をしました。


当然コストは大幅にダウンしました。


そして屋根板金の工事




屋根の表面は滑りやすかったので、足場工事の後、屋根の高圧洗浄を終えてから、屋根屋さんにバトンタッチしました。




下地の木は防腐処理された物を新しく付け替えてから新しい板金の施工です。




屋根も塗り替えが終わり、これから10年はまたこのまま使えます。