今年の春の管理棟です。3人掛けのソファーが3つになりました。


その真ん中にある糸巻ボビンのテーブルを仮に置いていました。


ボルトの出っ張りのせいで、紙コップも置きづらく、また、せっかくソファーを離して設置していてもテーブルが小さくてあまり役に立ってはいませんでした。


そこで間が空きましたが、リビングテーブルを作ります。




まず用意したのはタイルのカウンターです。約1m角の大きさです。


これはタイルの処分を続けていた倉庫にあった物で、おそらく床タイルのサンプルに製作したのではないかと思います。


この四方に回してある額縁をまずはサンダーで磨きました。




そしてカウンター材を載せるための台の製作です。


足に使ったのは4寸角の柱の端材を30cmで切り揃えました。そしてぐるりとツーバイフォーのこれも端材を80cmでカットし、全ての材料を組み立てる前にサンダーで磨きます。


オービットサンダーで、古材を磨くときは、まず40番の荒いサンダーで表面の薄汚れを削ります。そして180番でその表面を磨くと、汚れも取れて手触りなめらかな角材に変わります。


さて、問題はカウンター材と台座の接合です。

タイルの下地には12mmのラワン材が貼られていますが、裏側の台座からラワンのカウンターにビスを止めたくても、重い物同士の接合を裏側から結ぶのはしっかりと固定できません。

今回は接着剤のみで固定します。




全面に強力な接着剤を塗布し、位置を合わせて貼り付け、四隅の足元をクランプで固定しました。


しっかりとカウンター材との隙間が無くなるだけクランプでガッチリ結ぶと、なぜかツーバイフォーの真ん中が四箇所全て隙間が開きました。撓んでしまったのです。


グッとその隙間を無くすために、トラックの荷を縛るバンドを工夫して固定しました。


養生すること二日間。

バンドとクランプを外すと無事に固定が完了しました。



後は塗装して足元にキャスターを付けます。

これも以前に処分する家具から取り外してあった物です。




二ヶ所ロック付きです。




かなり重いテーブルなので転がして移動するようにしました。


完成です!