今朝の日経新聞で、大手パワービルダーの
強度不足が取上げられていました。

35年のローンを背負う住宅購入者にとって
自分の家が耐震基準の半分だと知らされるのは大変
酷な話です。

 建築基準法には2階建ての普通の住宅(極度に床面積
が広くないなど)の場合、構造計算は不要とされています。
その結果、今回のようなケースが起こったわけです。

 そのような事にならないための防止策は、建築の評価制度を
利用することで、解消できますが、建築業者側にとって手続きが
煩雑な点が問題としてあります。
 設計性能評価や建設性能評価はどの建築においても手続きは
できるのですが、もう少し広く利用しやすくなってくれれば
いいのにと、感じてしまいます。