弊社は千葉市内で、築50年のマンションを所有しています。
3年前から建替えにおける音頭をとって今日まできましたが、
昨年12月18日建替え決議を通過しました。
これにより、建替えすることが確定し、現在、ほぼ週1度の
詰めの打ち合わせを進めています。

総戸数240戸のうち5分の4の賛成を取るためには、これまで
険しい道のりを歩んできました。

 建物は、老朽化し、水道管の破裂や、管の腐食。屋上には雑草
(庭園緑化ではありません)が生え、入居者のいないゴースト棟
、雨漏れも起こしているものもあり、朽ちる一方です。
そのような現状があるにもかかわらず、反対する権利者はいるわけで、
理詰めで説得しても、納得しません。
あげくには声を荒げてみたり、途中で退席したりと、やみくもに
建替えに向けて進めることに反対されます。

 そのような中で、冷静に1歩1歩進めるための方法が身に付きました。
”短気は損気です”

分譲マンションの所有者は他人事ではなく、20年後30年後には
降りかかって来ます。大切な財産の維持について今のうちから、十分
に考えておく必要があるでしょう。