テナント募集に対する、入店希望者はそこで、ご自分の考えている事業を
成功させる目的を持っておられます。
その際、見込みの売上げに対して、家賃や光熱費、社員の給料などを差し引
いて、利益が出ることが見込めると、具体的に申込みを行います。
大家さんや弊社もその店子さん(入店希望者)に成功して繁盛してもらいた
い、願いを持って賃貸契約の手続きに望みます。
 軌道に乗り、成功している店子さんは、共通して努力されているなと感じ、
自分自身も見習う点が多々あります。

 あるテナントさんは、企業のバックアップを得て、2年ほど前に開店されま
した。企業側は経営のノウハウを研修を通して教え、出店時に係わるお店の
内装費用や様々な研修費用に投資のリスクを背負うわけですが、出店後の売上げ
や、供給する材料などの費用で、利益を得る仕組みです。
このお店の店長さんは2年間コツコツと売上げを伸ばされ、年中無休で営業され、
しっかりと業績を残されました。
今回、晴れて企業から権利を買い取り、独立して事業を進められます。育てて
くれた企業と、本人の努力により、今後も良い関係の中で、事業が進められます。

 ”雇われ店長”の響きの中で、店長が不満を漏らす話を耳にします。今回の
おはなしは、その逆で、企業と店長の間に信頼関係があり、大変うまくいった
ケースじゃないかとおもいます。