今年の春は曇天が続いて、
桜が満開になった…と思った
次の日も暴風雨で
随分花びらが落ちてしまいました。
そのせいで今年は花吹雪がひかえめ。
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いろんな場所で書くってことを
していると
自分の中にキャラ(顔)が複数
出来ていくような気がします。
そうなることを望んでいた
わけではなくて、
意図せずともそうなっていくのだけれども、
複数の顔を持つ方が
健全な気がします。
最近気になっている方、
ブレイディみかこさんの著書で、
気になる箇所を抜粋しておきました。
ブレイディみかこ著『他者の靴を履く』
(p.60)
帰属性も「本当の自分」も人を縛る
……
まさに人間という生き物は複数の顔の
集合体であることを知っているからだろう。
「本当の自分」、「本当の誰か」というコンセプト
から解放されることは、帰属性のアイデンティティは
一つしかないと思い込むことからの解放に似ている。
たった一つでなければならず、たった一つであることが
素晴らしいのだという思い込みから外れること。
そうすれば人は一足の自分の靴に拘泥せず、
他者の靴を履くために脱ぐことができるように
なるのかもしれない。
言葉はそのきっかけになれる。既成概念を溶かして人を
自由にするアナーキーな力が言葉には宿っているのだ。
そしてそれは社会全体を溶かし、変容させるウィルスの
ような不可視の有機体にもなれる。
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お酒を飲まなくなってからも
相変わらずの趣味は
今日の自分にビタッとくる曲を
日替わりでYouTubeで見つけることでして、
まったく節操というものがなく選んでしまいます。
飽き性ってこともあるけど、
知らない曲と出会うのは
知らない他者との出会いのようなものとも
感じています。
一貫した自分ていうものに
こだわりもなく、
移ろっていく自分でまったく構わないのです、
むしろ毎日少しくらい変化していて欲しい。
今日は、若い頃から好きだったレッチリの曲を
早朝から聴いてました。
誰しも闇な部分があるだろうし、
毒を欲することもあるのだと
思う出来事があったため。
なんとなく、今日はこれだ!と思ったのでした。
ギターのジョン・フルシアンテは同年代、
他のメンバーはもうアラカンです。
でも飛び跳ねるハチャメチャさパワフルさが私も欲しい。
憧れるのはオジサンばっかり、
少年ぽさを維持してるのがいいのかも。