今年の春は曇天が続いて、

桜が満開になった…と思った

次の日も暴風雨で

随分花びらが落ちてしまいました。

 

そのせいで今年は花吹雪がひかえめ。

 

🔸🔸🔸

 

いろんな場所で書くってことを

していると

自分の中にキャラ(顔)が複数

出来ていくような気がします。

 

そうなることを望んでいた

わけではなくて、

意図せずともそうなっていくのだけれども、

複数の顔を持つ方が

健全な気がします。

 

 

最近気になっている方、

ブレイディみかこさんの著書で、

気になる箇所を抜粋しておきました。

 

ブレイディみかこ著『他者の靴を履く』

(p.60)

 

帰属性も「本当の自分」も人を縛る

 

……

まさに人間という生き物は複数の顔の

集合体であることを知っているからだろう。

 

「本当の自分」、「本当の誰か」というコンセプト

から解放されることは、帰属性のアイデンティティは

一つしかないと思い込むことからの解放に似ている。

 

たった一つでなければならず、たった一つであることが

素晴らしいのだという思い込みから外れること。

そうすれば人は一足の自分の靴に拘泥せず、

他者の靴を履くために脱ぐことができるように

なるのかもしれない。

 

言葉はそのきっかけになれる。既成概念を溶かして人を

自由にするアナーキーな力が言葉には宿っているのだ。

 

そしてそれは社会全体を溶かし、変容させるウィルスの

ような不可視の有機体にもなれる。

 

 

🔸🔸🔸

 

 

お酒を飲まなくなってからも

相変わらずの趣味は

今日の自分にビタッとくる曲を

日替わりでYouTubeで見つけることでして、

 

まったく節操というものがなく選んでしまいます。

 

飽き性ってこともあるけど、

知らない曲と出会うのは

知らない他者との出会いのようなものとも

感じています。

 

 

一貫した自分ていうものに

こだわりもなく、

移ろっていく自分でまったく構わないのです、

むしろ毎日少しくらい変化していて欲しい。

 

 

今日は、若い頃から好きだったレッチリの曲を

早朝から聴いてました。

 

誰しも闇な部分があるだろうし、

毒を欲することもあるのだと

思う出来事があったため。

 

なんとなく、今日はこれだ!と思ったのでした。

 

 

 

ギターのジョン・フルシアンテは同年代、

他のメンバーはもうアラカンです。

でも飛び跳ねるハチャメチャさパワフルさが私も欲しい。

 

憧れるのはオジサンばっかり、

少年ぽさを維持してるのがいいのかも。