皆さんは、強がって生きてますか?

それとも、ビビりながら生きていますか?


強がると言う言葉を聞くと、なんだか無理して生きてるような印象を受けるのは、僕だけでしょうか?


僕の生まれた地域の学校は、ヤンキーも多かったので、強がってる友達や学生がたくさんいたんですよね。


大人も強がってたように思います。威勢のいい職人さんも多かったので、男らしさとか、力強さとか、かっこよさとか、いかにも男の子と言う感じの価値観ですよね。


僕は、小学校の頃から、なんだか強がってる人が、あまりかっこよく見えなかったので、憧れもしなかったし、できるだけ自分に素直に正直にいようと心がけてた気がします。


なんでかな?と考えたら、まずそもそも自分が「あかんたれ」だったんだと思います。泣き虫でしたし、ピリピリしてる大人とか怖かったし、怒られるのも怖かったです。すぐ泣いちゃう(笑)いわゆるヘタレですな〜(笑)
あー情けなぁ〜(T_T)


でも、地域柄、下手に強がってると、喧嘩も売られたり絡まれたりするような地域でしたしね。強がったり、イキったりしててもなんにも得することが無いと思ってたんですよね。


そんな僕とは逆で、とても強がって生きてきたと言う友人がいるんです。


昔は、その彼に対して、なんでそんなに強がって生きる必要があるのかなぁ?とか、なんでそんなに強さにこだわるのかなぁ?と、とても疑問に思っていたんですが、


ここ最近、あ~そういうことなのかぁ〜と腑に落ちる事があったんです。


色々と彼の生まれた背景や環境の話を聞くと、やっぱり強がって生きるしか無かったんだなと。仕方がなかった。


個人的な内容が含まれるので、具体的にはここでは書きませんが、彼は中々いない、壮絶でかなり辛い幼少期を過ごしていました。


それに対して何もできない自分の不甲斐なさや、まわりの恵まれてる人と比べたときの不遇さや、まわりの大人たちにつけられた心の傷を、まさしく弱さを覆い隠すためには

強くなるしかなかった


でも、子どもだから
どうしても弱い部分が出てくる


でも、弱さを見せたら
周りの人たちがそこを攻撃してくる


ちょっとでも攻撃されないように
ちょっとでも舐められないように


強がって強がって
そうしながらも少しずつ
強く強く強く


そして強くなって
周りの人達を見返す
復習するしか


自分が生きる意味を見いだせなかった

自分を愛せなかった

人前に自分を見せることができなかった


そんな感覚だったのかもしれないなぁと思いました。


強がることは
確かに弱さの裏返しなんです
そうでない人からすると
どうしてもかっこ悪く見える

ただ

強がらないと生きていけない心境


というのは
僕が想像できないくらいの何かがあるなぁと
その友人から感じたんです。


彼は、最初は強がって生きてきましたが
途中で本当の強さとは何か?と向き合ったのだと思います。そのせいか、本当の強さを手に入れたんではないかな?と思います。


なぜなら、今の彼はとても穏やかで、強がってはいないからです。自分の弱さもさらけ出せるくらいの強さを手にいているから。


ホントの僕たちは
弱さも強さも両方持っています


強さにこだわる人は
弱さを見下し恐れます


弱さにすがる人は
強さを見下し恐れます


ただ、
強くなりたいのなら
自分の中にある弱さを抱きしめないと
いけません


弱さを抱きしめるためには
弱さの存在を認めないといけません


あなたの弱さが
あなたを強くしてくれたんです


弱さと仲良くなれたとき
本当の強さを
自分の中に見つけることができます



強い人は
自分の中にある弱さを受け入れて
弱さを尊重し
弱さを尊敬し
弱さに感謝している
それが
弱さを愛しているということ


弱い人も
自分の中にある強さを受け入れて
強さを尊重し
強さを尊敬し
強さに感謝している
それが
強さを愛すると言うこと

そして、
その両方を愛するということは
ありのままの自分を愛することと同じ


自分をまるごと愛した人は
本当の強さを体現し
人に愛を伝えて行けるのだなと


彼は、不思議な愛の伝道師なんですよ


今日は、友人の話を聞きながら
そんな事に氣づけた1日でした。


僕ももっと
自分の弱さと
強さと向き合おう
そして仲良くなろう



今日も皆さんに
最高の氣づきが訪れますように♪