そして、本当に今日はお祭り行ってきましたよ
そしてお祭りでは、今年も当番町の山車が街を巡り、シャギリの音色が夏の終わりを告げているようでした
これ、びっくりしたんだけど
いずっぱこ、江ノ電じゃん
最近鉄道情報に疎くてあれなんだけど、これは江ノ電とのコラボなんですか?
それか復刻塗装???
ご存知の方、教えてくださるとありがたいです
そしてお祭りでは、今年も当番町の山車が街を巡り、シャギリの音色が夏の終わりを告げているようでした
夏の終わりって言っても、まだまだ暑いけどね
今日から3日間のお祭り
明日の目玉は、何と言っても「頼朝公旗揚げ行列」
今年は歌手で俳優のつるの剛士さんが源頼朝に扮し、街を練り歩きます
午後の暑い時間に行われるので、行かれる予定の方は、熱中症対策を忘れずに
そして最終日のあさっての目玉は、「農兵節」と「みしまサンバ」
農兵節は、幕末に伊豆国韮山の代官を務めた江川太郎左衛門英龍(=えがわたろうざえもん ひでたつ)が農兵たちに普及した踊り
現在の三島市役所に農兵隊の練兵場があり、そこで始まったと言われています
江川英龍と言えば、江戸幕府の重役を担った人物で、特に諸外国から日本を守るため大砲を海に備えたことでも有名
そんな大砲を備えるための人工的な島があったため、そこは「台場」と呼ばれた
つまり、いまフジテレビやレインボーブリッジ、ダイバーシティーなどの有名な場所が多い「お台場」は、これが語源になっているんです
レインボーブリッジ付近から見える小さい島々は、その台場跡になっています
また「お台場」の語源を作っただけでなく英龍は、「戦に行っても長期間保存出来、そしてしっかり食べられるものを」と西洋のあるモノを初めて作った
それとは、我々がいま普通に食べている「パン」なんです
日本で最初にパンを作ったのは、江川太郎左衛門英龍でした
ただ保存用ということもあり、ものすごく硬い
現在、旧韮山代官所(旧江川邸)の近くにあるお店で「パン祖のパン」という、当時の史料から復元したパンが売っているので、是非とも一度買ってみてください
とにかく硬いから、食べ切るまでが大変だとは思いますwww
でも、英龍がいなければ日本でパンが生まれなかったかもしれないし、また“保存”という概念がなかったかもしれない
ものすごい人物で、静岡県の誇りですね
特に韮山辺りの方にとっては、地元の英雄だと思います
余談が長くなりましたが、そんな韮山の英雄・江川太郎左衛門英龍によって残された踊りが「農兵節」であり、その伝統を「農兵節普及会」が引き継ぎ、毎年踊られています
生音の踊りは圧巻で、さらには独特の声を持ったボーカルのおば様が雰囲気を全面に出していて、色褪せない歴史を感じられると思います
そしてもう一つ「みしまサンバ」は、「農兵節」の音楽をロック調にしたもので、踊りももちろん異なる
地元の高校生たちが一生懸命踊るので、こちらもぜひご注目ください
僕は都合により、今年のお祭りは今日だけ
行かれる方、楽しんできてくださいね
んじゃまたね〜