モエシマミミエガイなのか? | 能登のさかな

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能登は四季折々にいろんな魚が水揚げされます。お魚屋やさんではみられない魚も海辺や市場に行けば沢山みることができます。そんな魚たちを紹介していきたいと思います。

 モエシマミミエガイは、房総半島から鹿児島県に分布するサンカクサルボウ科の一種です。水深30~150mの砂泥底に生息し、殻長1cmほどに成長します。

 

 外浦の砂浜海岸を歩いていると、クイチガイサルボウの稚貝かと思うような貝殻を見つけました。

 

 手のひらにとって注意深く観察すると、どうも違うようです。持ち帰って図鑑と照らし合わせると、特徴が一致するのがモエシマミミエガイでした。前端は丸く、後端が斜めに裁断状です。

 

 何気なく拾っただけですが、他には同じような貝殻はありませんでした。

 

 但し、アカガイの稚貝は成貝と形状がかなり異なります。同じように、外浦の海岸で良くみるクイチガイサルボウの稚貝も成貝とかなり違う形状かもしれません。モエシマミミエガイだと自信を持って言えないのが残念です。

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

モエシマミミエガイ(殻外側)

 

モエシマミミエガイ(殻内側)

 

クイチガイサルボウ(殻外側)