オオハネガイは生きた化石? | 能登のさかな

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能登は四季折々にいろんな魚が水揚げされます。お魚屋やさんではみられない魚も海辺や市場に行けば沢山みることができます。そんな魚たちを紹介していきたいと思います。

 市場でも滅多にみることがない貝がオオハネガイです。殻高が17cmほどあり、水深100~1400mの砂泥底に生息します。ただし、足糸があり、岩などに固着していると考えられます。

 

 オオハネガイの情報を得ようとネットで検索すると、やたらと化石に関するページがヒットします。大昔から生息しているようで、まるで生きた化石ですね。

おーっ!

 

 出現時期を調べると、約1億6~8千万年前でした。大昔には違いないのですが、約4億5千万年前に出現したオウムガイのように生きた化石の代名詞を持つことはないようです・・・・・。

笑い泣き

 

 肝心の味ですが、ホタテガイに似て甘みがあり、かなり美味しい部類だと思います。ただ、殻の大きさの割には貝柱が小さいので、刺身にすると食べ応えがないのが残念です。軟体部全体をバター炒めにすると多少食べ応えがありますが、それでも2個や3個で満足できる量ではありません。残念・・・・・。

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

オオハネガイの貝柱