ネバネバ最強・アカモク | 能登のさかな

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能登は四季折々にいろんな魚が水揚げされます。お魚屋やさんではみられない魚も海辺や市場に行けば沢山みることができます。そんな魚たちを紹介していきたいと思います。

 アカモクは全国的に有名になった感じがします。20年ほど前は知る人ぞ知るといったレベルでしたが、最近はスーパーでも見かけるようになりました。このブログでも薬膳冷やし七尾うどんの中で紹介しました。

 

市場のアカモク

 

 海藻の中でネバネバ最強のアカモクですが、実は時期によってネバネバ度が全く違うんです。

びっくり

 

 スーパーでは12月頃から店頭に並びますが、この頃はネバネバ感は殆どありません。シャキシャキ感と磯の香りを楽しむ海藻です。ところが、年明けからネバネバ感が増していき、2月頃には同じ海藻かと疑うほどのネバネバになります。

おーっ!

 

 成熟が進むとネバネバが強くなるようです。ちなみに銀杏の木と同じように、アカモクは雄と雌があります。生殖器床が長細いのが雄、太くて短いのが雌です。見比べると違いが明らかですね。

 

アカモクの雄

 

アカモクの雌

 

 ネバネバを楽しむのは、定番の酢の物が一番ですが、味噌汁もお勧めです。味噌を少なめにして、酒粕を少し加えます。海藻と酒粕の相性は抜群なんです。

 

定番のアカモクの酢の物

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アカモクの味噌汁

 

このネバネバを長期間楽しむには冷凍が一番です。さっと茹でた物を刻んでジップロックの袋に詰めて冷凍しておきます。2ヶ月は十分持つと思います。それ以上は試したことがありません。それまでに食べ尽くしてしまうので・・・・・。

爆笑

 

ジップロックの袋に詰めて冷凍したアカモク