ギターをはじめるときに迷うのが、アコースティックギターとクラシックギターの違いではないでしょうか。
アコースティックギターというと電気を使わない生のギターのことですから、クラシックギターも含まれそうです。
でもクラシックギターをアコースティックギターと呼ぶことは、ほとんどありません。
実際の使い分けは、こうです。
スチール弦=アコースティックギター
ナイロン弦=クラシックギター
では、弦が違うと何が変わるでしょうか。
それは、音色と弾き方です。
スチール弦のアコースティックギターは、固めのキラキラした音がします。弦の張りも強いため音量のあるハッキリしたサウンドになりますね。かつてのフォークギターですから、弾き語りに向いています。主にピックを使って演奏します。
ナイロン弦のクラシックギターは、甘めのしっとりした音がでます。音はひかえめですが、哀愁のある独特な音色はナイロン弦ならではです。指弾きで、ソロギターが得意です。クラシックだけでなく、ポピュラーにも使えますよ。
アコースティックギターもクラシックギターも音の出る場所はいっしょです。そのため、どちらを選んでもよさそうに思いますが、右手の弾き方が違います。
音の好み、ギターを弾きたい目的にあわせて選んでみてくださいね!