今回が6回目ですね～！
前回のお話は、『家族ともっと時間を過ごせばよかった』でしたね。
わたし、朝ですね、家族との朝食の時間を味わうってことしていなかったなって気が付きました。
ご飯を食べたら、すぐに準備をして家を出るって習慣だったんですが、考えてみたらそんなに焦って家を出なくってもいいんです。ただ、「何もやらない時間」が億劫で、じっとしていられなかったんだって気が付きました。
そこで、ムダな時間って思わないで、家族がご飯を食べている間、コーヒーをゆっくり飲んで会話を味わうようになりました。
そしたら、なんかわからないんですけど、いい感じってなってます
いいね！
わたしもそうなんだけど、人ってムダな空白を嫌う性質があるんだよね。
たとえば、部屋をきれいにしてスペースができたら、そこに何を置こうかって考えてスペースを埋めたり。時間が空いたからってその時間をゆっくり味わうのではなく、スマホでゲームをしたりネットサーフィンをしたりして空白の時間を何かで埋めようとしたり。
でも、その一見、ムダとか無意味って思うようなスペースに、実は味わい深いものが隠れているみたいだね。
ですね！
では、今回は6回目です。
6回目はどんな『後悔』から始まるんですか～！？
年老いて後悔することの6つ目が・・・
『あんなに不安を抱いて生きることはなかった・・・』
なんだよ～！
将来が不安
もう過ぎ去ってしまったことが不安
今が不安
いろんな種類の不安があるけど、今回は三つの不安とその解決法についてお伝えするねぇ
不安、私もあるなぁ。
「年金がもらえなかったらどうしよう」とか
「隕石が落ちてきたらどうしよう」とか
「異世界に召喚されたらどうしよう」とか
「あの人から告白されたらどうしよう」とか
いろんな不安があるよね・・・・・・・・・
その不安、大きく三つに分けてみるね。
１．漠然とした不安
２．やることを後回しにして起きる不安
３．コントロールできない不安
あ、漠然とした不安ってあるっ！
なんか不安になって、ブルーになって、そこに入り込んでいってしまうの。
後回しって先送りね！
確かに、面倒だと思って後回しにしていると、不安がどんどん大きくなってくるわ！
コントロールできない不安って何かしら？
ん？
コントロールできない不安って、「隕石が落ちたらどうしよう」とかっていう不安だよ。
ま、あとで説明するね。
あ、なるほど
一つ目の不安ね。
『漠然とした不安』
確か、かの有名な芥川龍之介さんもこれについて語っていたと記憶しているけど、たぶん不安の中でこれが一番厄介なの。
人を苦しめるだけじゃなく、もしかしたらこれで命を絶つ人もいるかもしれない。
だから、この『漠然とした不安』で不安になっているなって気づいたら、今回のワークをやってほしいし、家族や友達が『漠然とした不安』で苦しんでいるようなら、一緒にワークをやってあげてね
なんかしょっぱなから怖いです・・・
さっさと、説明して！
・・・
漠然とした不安と言うのは、原因がよくわからないけど不安感が出てくるってもの。
本人ははっきりとは原因がわからない。
だから、対処できない・・・ように感じているの。
そんな時は、こんなことをやってほしい。
・今の不安な気持ちを書き出してみる
・不安が何なのか考えて書き出してみる
暗闇って怖いでしょ。
あれは、何かわからないから怖いわけ。
何かわかったら、怖さも減ってくるの。
この漠然とした不安も、何について不安に思っているのかが少しでも明確になると、不安感が減ってくるの。
でも、その前に、感情を無視して解決しようとしたって、そこは問屋が卸さないんだよ。
だから、自分がどんな気分か、どんな気持ちかを知ってあげてから進むといいよ。気分を変えようとする必要もないし、無理やりポジティブを考える必要もないよ。
ただ、今の自分が持っている感情ちゃんを知ってあげることが大切。
モヤモヤしている
何か分からないけど押しつぶされそう
ブルーな感じ
気がめいっている感じ
今、自分が持っている感情を文字化してあげるのね。文字化できないときは「文字にできないけど、なんか嫌な感じ」って書いてあげればいい。
感情ちゃん、きちんとあなたに気が付いてあげているよ～っていうアクション。
それをしているとね、何に対して不安を感じているかがポンって出てきたりするの。
ポンって出てきたら、それを書き留めていこう！
もしかしたら、解決できるものかもしれないし、コントロールできないものかもしれない。
でも、せっかくポンって出てきてくれたんだから、書き留めてあげようね。
気が付くと消えるっていう法則もあるから、書き出してあげると不安が楽になる人が多いよ。
ほほう。
書き出すというところが大切なんですね。
自分の思考や感情って書き出さないと、何度も何度も堂々巡りになって、止まらなくなるわ！
でも、書き出している最中はゆっくりだし、書き出してみると思った以上に小さいってことに気が付くことがあります。
面倒だけど、不安でいるよりはやった方がよさそうですね！
そ！
で、二つ目の不安は『やることを後回しにして起きる不安』だよ。
これ、やっちゃえば不安は解消できるんだけど、面倒でやらなくって、不安ばかりが大きくなっていくものだよ。
だって、面倒なんですもん！
わかる！
だから、そんな時は今回の『5分間だけワーク』をやってみて！
後回しにしていることを書き出す
まず早くやった方がいいものを選ぶ
「5分間だけやってみよう」と宣言してとりかかる
これが『5分だけワーク』だよ。
何事も、やり始めるときが一番エネルギーが必要だからね。
そして、面倒だと考えるのって、最初から最後（後半）までの工程を頭の中で思い浮かべるからなんだよ。
あれして、次にあれして、次にあれして・・・って。
そのうち、あ～やることたくさんあるなぁ・・・面倒だ！
ってなるの。
だから、まずは5分だけって考えて「今から5分」だけの量をイメージすることで、面倒さが小さくなるんだよね。
で、実際に始めてみるとあら不思議、なんか最後までできちゃったとかになるわけ。
部屋が汚いとき、「掃除、面倒だなぁ」って思ってても、いざ始めてみたら最後までできちゃったっていう記憶ない？それと同じ。
「5分だけやってみよう」でもハードルを高く感じる人は、「3分だけやってみよう」でもいいよ。
ちなみに、どうしても面倒な場合、5分だけやって休憩を入れてもいいから、気軽に始めてみよう！
それならできそうですね♪
でしょ！
で、最後の『コントロールできない不安』ね。
たとえば、隕石が落ちてきたらどうしようとか、地球が崩壊したらどうしようとか・・・
これは、不安に思っている時間がもったいないよね。
もったいないんだけど、不安に思っちゃうんだよね。
じゃ、それについて対策できることがあったら対策を講じて、あとは天任せ。
後悔しないように楽しんで生きようって宣言して、天任せ。
たとえば、将来の年金が～っていう不安があったら、「今から金融商品の勉強をしていこう」とか、他の収入の柱をコツコツ作っていこうとか、今できる対策を考えてやるだけ。
というか、それしかできないんだから。
でもね、その対策を考えて、対策をやっているときって、不安はかなり減っていくよ。やってみればわかるけど。何もやらないと必要以上に不安を考えてしまって、気が付かずに不安中毒になってしまうんだよね。
だから、コントロールできない不安いついては、対策を考えて実行。それでもコントロールできない部分が明確になったら、「私は対策をしました。あとは天任せにします。今を楽しみます」っていう自分に変身してください！
できるかなぁ・・・
隕石、隕石、異次元召喚、隕石・・・
不安と言うより、何か現実逃避したいことでもあるのかな？
ドキッ
そんな自分もOKだよ～ん！
気軽に俯瞰して自分を観察して、一日に感じる不安の割合を少しでも減らしてみてね。
不安がなくなったスペースは、楽しいとか気分がいいとか、そういったものを埋めると、一日・人生がハッピーになっていくからね♪