講義は午前中1クラス、午後2クラスの合計6時間近くの長丁場でした。


1時間目は

「分割調波基礎解説」 で、

本来ならば1年2年かけて講義するところを

90分と短い時間の中で非常に凝縮した中身の講義となりました。


計算方法の説明では木星分割を計算しましたが、

木星分割の木星が意味する「結婚式」について

現在離婚に向けて話が進んでいる

ある芸能人夫婦が例に挙げられました。


二人の木星分割の木星がグランドトラインの一角を作っていること、

そのために結婚式を挙げることが出来たこと、

しかしながら、そのGTが結婚状態が続くかどうかを保証しないこと。

などの説明を受けると、受講生の中から驚きと納得の軽いどよめきが起こりました。  

午後の1時間目は

「政治家としてのオバマ大統領」でした。


政治家として必要な、太陽分割、アセンダント分割を活用して、

大統領当選の歴史的大勝利、

2期目の選挙の予測、

大統領のセキュリティーの問題と

幅広い事柄について講義が行われました。   

最後の講義は「チリ地震の春分図分割調波における特徴」です。


今年起きたチリの地震と1960年に起きたそれとを比較検討し

特徴を考えました。

特に顕著だったのは17度18度の災害の度数が

分割調波天体のあちらこちらで見られたことです。

また、セドナやエリス、ICなど新しい占星点を使った試みが

実を結びつつあるようです。


石川先生がいつもおっしゃっていたように、

石川分割調波は占星学を研究するものにとって、

いろいろとヴァリエーションを付けられる便利なツールであると言うことです。


石川分割調波は従来の占星点だけでなく

一人一人が自分が研究したいことにあわせて、

新しい分割調波天体を使って、新しい分野に取り組むことが出来ます。


今後の試みとして、マンデン分野では地震や気象だけでなく、

経済や政治など人間が大きく関わることも

分割調波の分析対象とすることなどが挙げられていました。



以上。


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