こんばんは、イシカリAA930です。
先週末に発生しました能登半島の豪雨災害は酷かったですね。
被害に遭われた方にはお見舞いを申し上げます。
週明けにテレビのニュースを見ていて、
夫婦で食堂を経営されている方がインタビューを受けている映像を見ました。
店の中には豪雨の泥が大量に溜まってしまい、
どうしたら良いか分からないと途方に暮れていた映像でした。
当初は水害の影響は無いと判断したらしく、
それが時間を追う毎に店内に水が入ってどんどん水位が高くなり、
慌てて携帯で救助を頼もうとしたところ
携帯の充電が切れていて救助要請が出来なかったとのこと。
これには違和感を覚えました。
「充電が切れていて救助要請が出来なかった」
どうして事前に充電はしなかったのでしょうか?
失礼ですがこれはチョットお粗末ではないかと思いました。
そのご夫婦は幸いにもお二人ともご無事だったのですが・・・。
過去には大雨や地震等で色んな災害が起きているのは、
何度も報道されているので知らないことではないでしょう。
その度に事前の準備が大事なことは知っていたと思います。
今回の豪雨にしても数日前より大雨の予報が出ていたし、
たとえ対策が空振り終わったとしてもそれは結果論で、
「何もなくて良かったね」で済めばそれはそれで良いのではないですか?
自然現象が相手なんだから結果はどうなるかなんて誰も予想は出来ません。
手前味噌ですが携帯等の通信手段が確保出来なくなれば、
そこで頼りになるのは無線だと思います
特に相手が不特定で多数の相手を対象とするのであれば、
やはりアマチュア無線が候補となるのではないでしょうか?
今や「フリーライセンス(フリラ)系」と言っている、
無線資格が不要な特定小電力無線、デジタル簡易無線、デジタルコミニュティー無線等が
多数市場に出回っています。
しかしこれらの無線は日常的に物理的に狭い範囲で、
しかも交信相手が特定少人数の職場単位等を対象にしていることが多く、
ある意味で災害時になれば恐らく使えないでしょう。
私も趣味として特定小電力無線(特小)とデジタル簡易無線(DCR)は持っています。
ただし運用人数は地元では圧倒的に少ないので、
非常時も含めての対象人数と考えると圧倒的にアマチュア無線に軍配が上がります。
総務省のアマチュア無線局検索で「北斗市」で引っ張ってみると
こんなに居るのか?と、びっくりするほどの数のコールサインが出て来ます
もちろん聞いたことがないコールサインがほとんどでして、
普段メインChを聞いていてもまず聞こえることが無い局ばかりなので、
普段はQRVしているのかと?
無線機を持っていないとコールサインは発給されないので、
モービル機であれハンディ機であれQRV出来る環境にはあるはずです
アマチュア無線って言うのはある意味で「出会い系」
出てくるのは圧倒的にオヤジが多いけどね
でもアマチュア無線の相手が不特定多数のところは普段はもちろん、
非常時でも相手が1StQSOの人だとしても役に立つのではと思います
アマチュア無線は運用時のルールが確立されているから、
非常時での運用ハードルは結構低いと考えます。
どうしてもアマチュア無線は資格が必要になってしまうのですが、
今となっては出番の少なくなった25年前に開局した時に登録したVX-5はまだ持っています。
もうメーカー修理は受けられない代物で防水のゴムキャップは外れてしまい、
補修部品の調達も出来ない無線機になっちゃったけど
まだ無線機としての性能はまだ維持出来ているので、
モービル機が使えなくても徒歩移動での非常時に役に立つと思っていますし、
もしVX-5がダメになってもハンディ機だけは調達するつもりです
無線に興味が無い人にとっては
アマチュア無線は不要なツールですかね?