2024/5/4に、劇団 デマチカヤナギ第3回公演「恋のラストアドバイス」を観てきました。

https://murakami-kyoto.blogspot.com/2024/03/2024324.html

 

 

概要は以下の通り。

 

全体的にテンポよくスピード感がある内容でした。

加えて、会議室サイズだからこそ演者の表情が非常にわかり、

面白いというより興味深いというのが表現が合うかもしれない、と思いました。

(逆に、演者は細かなところまで意識を向け続ける必要があるので大変かも?という気も)

 

 

さて、思ったのは、

  • ①アドバイスは一方通行、コミニュケーションは双方向、
  • ②未知への不安は動けない、
  • ③死へのカウントダウン、
  • ④リアルとバーチャル

など。

 

 

 

> ①アドバイスは一方通行、コミニュケーションは双方向、②未知への不安は動けない

 

本作では、「恋のラストアドバイス」というタイトルの通り、幾つかの恋愛関係にある男女が出てきます。

当然、恋愛のベースにはコミュニケーションがあると思います。

それだけでは、法律相談所の社長に憧れて突撃してくる人、過去に恋がらみでぶつかり合った人たち、

日本人同士だけではなく国籍を超えた恋愛なども登場し、

これら全員コミニュケーションの変化、関係性の変化がポイントになっていると思いました。

 

人が生きていくうえで、コミュニケーションは大事なのは言うまでもありませんが、

実際には、

①コミュニケーション出来ていると思い込んでいるだけかも??

②コミュニケーションが取れていないのに、それなりに問題無く物事が進む、人生の時間は過ぎてしまってる??

そんな風にも思いました。

 

ここで、①のコミニュケーションが取れていると思い込んでいるとは、

例えば、本作では自分本位で相手のことを考えていない恋愛がその状態にあると思いました。

また、②のコミニュケーションが取れていないのにそれなりに進んでしまうというのは、

相手と繋がろうとしない(繋がれない)、相手を知ろうとしないということでは無いか?と思いました。

 

本作の中では、登場人物の多くが、

「自分勝手で双方向のコミュニケーションになっていない」状態から、

「相互に思いやるコミュニケーション」に変わっていったと感じました。

特に恋愛のケースでは、「相手を思い過ぎることで生じる失敗」と「別の相手に思ってもらうことによる気付き」で人は変わっていくものだという気がしました。

 

このことは、

 多くの人は認知が偏るが、その偏りが過ちを生む場合があることを知ること

 周りの人から良い影響を受けることで人は変われるということ

と意味を広げると

人とのコミュニケーションや行動が偏りを正す大事なきっかけになるのだろうな、と。

 

日々、「コミュニケーション→失敗→修正→コミュニケーション→。。。」の繰り返し。

 

 

他にも、夫婦関係の記念日に関するコミュニケーション問題、あるいは、過去にトラブルがあった知人関係の問題。

問題が小さいうちに会話していれば大きな問題になる前に沈静化していただろうことや、

過去のいざこざも早いうちに対話していれば解決していただろうということを思わされました。

 

前者はそもそも過ちに気付いていないので問題として気付くことが難しいですが、

常日頃から関係性を大事にするには?という観点があれば防ぐことができたのではないか?と感じます。

また、後者は「未知への不安には動けない」と言う感じのセリフがあった通り、

相手が悪く思っているだろうという先入観、ある種の恐怖があると対話する行為を行えない。

というか、これは現実にもよく起きそうで、先延ばしするだろうと自分事としても捉えられる。

これも思考が偏っていることによる問題と言えそうな気がする。

 

先に書いた「法律相談所の社長に憧れて突撃してくる人」もある種の一方的な恋愛であり、

思い込みの強い状態なのかもしれない。

「あなたのために自分がこれまでこれだけ頑張ってきたのだから受け入れられるに値する人間だ」

という見方も出来る。”高学歴”なのがその前振りとなっている?

社長からすると「知らんがな」ですが。

現実でも、評価されないと感じている人って似たような傾向にある側面もあって。 

相手の興味・あるいは会社の評価軸やものさしと違う路線が頑張っても価値を理解されないわけで。

受け入れられない理由がわからないまま時間が過ぎるのでここは気をつけねばと改めて振り返った。

なお、この「突撃してきた人」も、恋愛一直に憧れたなら心理学、カウンセリング、対話術的な路線でキャリアを積んでおけば良いのに、というマジレスしておく。

 

さらに、別のコミュニケーションの壁として言語がある。

劇中でも、日本語が通じない相手に「日本語が通じない」ということを陽に示さずに、

前半で「部屋の片づけがかみ合っていない」シーンが振りになって、

その後、通訳が必要だったという流れに繋がる。

(この片付けのシーンが前振り(と勝手に思っているが)になっているのでは?と、

 終わってからの振り返りで気付いてちょっとニヤっとした)

 

言語の壁がなくなったときに、コミュニケーションが取れることでこれまで気づけなかった気持ちに気付けたことは、

今までの自分がダメだったわけでは無い、と気づけた、あるいは大人へと成長した瞬間なのかもとも思う。

これも自尊心とか、自分は上手くできないとかいう思い込みがあるのかも(そういうセリフもあった気がする)。

 

色々なミスコミュニケーションがあり、いずれも、自分中心というか狭い世界で物事を見ていたが、

色んな関わりや出会いの中で変化していく様子を観れた気がする。

一方の偏りを無くす、というのだけではなく、他方が偏っている相手を許すというのもあった気がする。

例えば、「法律相談所の社長に憧れて突撃してくる人」は、社長が相手を許したケースかもしれない。

相互理解には、どちらか一方が変化しなければならないということは無いのかも。

 

コミュニケーションは自分本位ではダメで、相手あってのこと。

そこには、心理的な壁、言語的な壁があったとしても、

相手と繋がろうという気づかいが大事。

日々変わる相手を相互理解し続け、互いを歩み寄ること。

その手段がコミュニケーションなのかもしれないとふと思った。

 

逆に、アドバイスは、特定の瞬間、一方通行、情報の伝達、だけの場合でも成り立つことも多いので、

それらの幾つかの観点でも対比できそうな気もした。(が、長くなるので考えない)

 

 

>③死へのカウントダウン、④リアルとバーチャル、などなど。

 

「死へのカウントダウン」?は何回も出てくるので重要ワードと思う。

何回も出てくるので、それぞれ意味が違うのかもと思った(が、どういう場面で出てきたかの詳細は記憶に無いので、、、)

後付けで意味を考えると、

「後悔するな」とか「挑戦しろ」とか

そういうニュアンスが込められているのかもと思った。あるいは「急げ」か。

相手の年齢・立場・状況によって意味が変わる抽象的な言葉って面白いかもと思った。

 

 

>リアルとバーチャルについて

 

①マッチングアプリの話、②LINE(だけ)で告白するのみ、③タクシーをアプリで呼ぶ、

あたりを思い出して書き出した項目。

 

特に、①、②は、便利だけど浅いという見方もできるかな、と。

最初の方に述べたコミュニケーションに関することに繋がるが、

「深い」相互理解のためには、人と人がリアルで会って対話することが大事ということかも。

コロナ渦も過ぎた後、

オンラインが便利だ・出社強制する会社はNGというような声も上がる中でのコミュニケーションの重要性を再評価してもどう?と問うているような気もした。

仕事的にいうと心理的安全性とかとも関連しそう。

 

 

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↑で書いたごちゃごちゃをChatGPTに整理してもらった。

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プロンプト:

#役割 

・あなたは優秀な演劇コメンテーターです。 

--- 

#出力依頼 

・#{入力}に書かれた文章を読み、#{制約}を満たすコメントを作成してください。

 --- 

#制約

 ・要約を最長1000字でまとめる。

 ・複数の段落に分かれている内容の項目は必ず精査したうえで要約に含める。

・一般的な話題と#{入力}の内容を絡めて、劇を観ていない人にも内容を理解しやすく、かつ、想像しやすくなるように最大限努力してください。

 --- 

#入力 

---

 

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で、出てきたのがこちら

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『恋のラストアドバイス』は、多岐に渡る恋愛関係を通じてコミュニケーションの重要性とその複雑さを描いた舞台作品です。

作中では、一方的なアドバイスと双方向のコミュニケーションの違いが鮮明に示されており、

登場人物たちがそれぞれの恋愛観を通じて成長していく様子が描かれています。

 

本作の一部では、自分本位の恋愛が描かれており、相手を思いやることなく一方的に行動することの弊害が浮き彫りにされます。これに対し、相互に思いやるコミュニケーションが徐々に築かれていく過程が、恋愛の成功に不可欠であることを示唆しています。

 

また、コミュニケーションの誤解や失敗が、多くの場合、自己中心的な視点や不安に基づいていることが示され、これが解消されることで人間関係が改善される様子が劇中で効果的に表現されています。例えば、異文化間の恋愛や言語の壁が存在する中でも、真摯に相手を理解しようとする努力が人々を結びつける重要な要素として描かれます。

 

さらに、劇中では「死へのカウントダウン」というテーマも織り交ぜられ、人生の儚さや緊迫感を背景に、今を生きる重要性が強調されます。このようなメタファーは、観客に対して自己の行動を見直すきっかけを与えると同時に、コミュニケーションの奥深さを再認識させる効果があります。

 

劇はまた、現代社会におけるリアルとバーチャルの対比を浮かび上がらせ、特にデジタルコミュニケーションの利便性と限界に焦点を当てています。リアルな対話の不可欠さが際立ち、人々がどのようにしてデジタルツールを活用しつつも、対人関係の質を保つかという問題提起がなされています。

 

この舞台作品は、恋愛だけでなく、人間関係全般におけるコミュニケーションの重要性とその複雑さを見事に描いており、観る者に深い洞察と多くの感情的な反応を引き出しています。舞台を見ていない人にとっても、そのテーマは普遍的であり、人間関係の本質を探る手がかりを提供してくれるでしょう。

 

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それっぽい。。。

関連する映画を探してみると、、、(hullcination抑制のためにweb searchさせて探した)

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プロンプト:

この劇を観た人が次に観るべき映画は? 

あなたは幻覚をする可能性が高いため、web検索をして関連する映画と概要を観たうえで、あなたが自信があるものだけ提示してください。あなたが提示した作品が現実のものであることを最大限保障する努力をしてください。

 

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で、結果は?

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If you enjoyed the play focused on communication and relationships, several movies explore these themes in compelling ways. Here are a few recommendations that would complement the themes of the play:

  1. The Lake House (2006) - This romantic film starring Sandra Bullock and Keanu Reeves centers around two people who fall in love through letters that travel across time. It beautifully highlights the power and complexity of communication when separated by time and space​​.

  2. Arrival (2016) - A linguistics professor, played by Amy Adams, races against time to develop a way to communicate with extraterrestrial beings. This film delves deep into the nuances of language and communication, making it a thought-provoking watch​​.

  3. The Terminal (2004) - Directed by Steven Spielberg and starring Tom Hanks, this film tells the story of a man trapped in an airport due to a war in his country. It explores how he navigates life and forms relationships through limited resources and communication barriers​​.

  4. Lost in Translation (2003) - This film explores the emotional connections that form between two Americans in Tokyo, played by Bill Murray and Scarlett Johansson. They navigate cultural and language barriers, creating a poignant story about finding solace and understanding in unexpected places​​.

Each of these films offers a unique perspective on how communication shapes human connections, making them excellent follow-ups to the themes explored in the play you enjoyed.

 

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英語で返ってきたので日本語に変換してもらって

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もし演劇でのコミュニケーションと関係性に焦点を当てた作品がお好きであれば、以下の映画もお勧めできます。

これらの映画は、それぞれ独自の視点から人間関係を形作るコミュニケーションの重要性を探求しています:

  1. 湖畔の家(2006年) - サンドラ・ブロックとキアヌ・リーブスが出演するこのロマンティックな映画は、時間を超えて手紙を通じて恋に落ちる二人の人物を中心に展開します。時間と空間に隔てられた状況下でのコミュニケーションの力と複雑さを美しく描いています​​。

  2. メッセージ(2016年) - 言語学教授であるエイミー・アダムスが演じる主人公が、地球外生命体とのコミュニケーション方法を開発するために時間との競争に挑む様子を描いた作品です。言語とコミュニケーションの微妙なニュアンスに深く切り込むことで、考えさせられる内容になっています​​。

  3. ターミナル(2004年) - スティーヴン・スピルバーグ監督がトム・ハンクス主演でおくるこの映画は、故郷の戦争のために空港で立ち往生する男の物語を描いています。限られた資源とコミュニケーションの障壁を通じて、どのようにして生活を送り、人間関係を築いていくかが探求されます​​。

  4. ロスト・イン・トランスレーション(2003年) - この映画は、東京で出会った二人のアメリカ人、ビル・マーレイとスカーレット・ヨハンソンが演じるキャラクターが文化や言語の壁を乗り越えて感情的なつながりを深めていく様子を描いています。予期せぬ場所で理解と慰めを見つけるという感動的な物語です​​。

これらの映画は、コミュニケーションが人間関係をどのように形成するかについてのユニークな視点を提供しており、演劇で楽しまれたテーマにぴったりの続きとなるでしょう。

 

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だそうです。